そもそもChatGPTに「エモい」という単語を記憶しているか試してみたいと思ったのですが、あえて特になんの設定もせず、エモい話を作ってほしいとお願いしたらどうなったか、試してみました。
立ち食いそば屋でよくありそうな、エモいエピソードを表現することはできますか?
エモいも理解しているみたいですね。さすが。
とはいえ、立ち食い蕎麦屋でなんの脈略もなく、人たちが話をし始めるという状況は日本では多分あり得ないので、その辺ツッコミを入れてみました。
確かにエモいですが、リアリティがなくて現実で起こりそうな感じがしません。もう少しリアリティも考えて欲しいです。たとえば、そのそば屋はそばが美味しいのに加えて店のご主人がとても陽気な人で、そばの出来上がりを待つ間、ちょっとだけ話しかけてくれる。しかも前回話した内容を記憶していて続きから会話する。中学生はそんな年長者と話をするのがめんどくさいので、はじめはうざがってたけど、みんなの会話を記憶してるそば屋のご主人がいつしか口コミで広がり、一躍人気ものになった、というようなエピソードにして欲しいです。
(ChatGPTのエピソードを読んで、わたくし側の想像力が刺激されて、ちょっとしたストーリーを思いついたので、ツッコミというよりも共作っぽくなりました。)
こっちが思いついたエピソードを膨らましているだけ?とおっしゃる方もいそうですが、こうやって膨らませてくれることで、わたくし側はさらに次の思いつきに繋がっていきます。ChatGPTとの共作は楽しい。
いいですね。このそば屋、そんなわけで人気がでてきたのですが、ある日のこと、シャッターが空いてなくて、どうやらおやすみのようです。次の日も、その次の日もです。だんだんみんな心配になってきました。なんか思い病気にかかったんだろうか、事故でもあってなければいいけど。そんななか、1週間後の日、その日も店はあいてなかったのですが、ごめんね、と一言書いた張り紙が。余計心配になる。と、その後数日にわたって、ご主人とお客さんの張り紙を通したやりとりに発展するのですが、この張り紙のやりとりを考えてくれませんか?
ちょっとけしかけてみて、張り紙のエピソードを作ってもらおうとしたのですが、ちょっとストーリーとしては陳腐。なので、目先を変えてもらうように工夫してみます。
ひとりの中学生が機転をきかせて、ノートを破ってシャッターに貼り付けたんですね。
今度は程よく意図を汲み取ってくれて、ストーリーが膨らんできました。
いつしか、お客さんみんながそのノートの張り紙に一言メッセージを書くようになり、ナンだか寄せ書きみたいになってきました
お店はなぜか開かなくなってしまったんだけど、店主さんとお客さんの会話は続いていく、というアイデアはちょっといいですよね。エモいストーリーになっています。
なんでお店を開かなくなったか、の話も作ろうとは思っていたのですが、いや、あえてそれはあかさない、という方法もありかな、という感じもしてきました。その辺は読者に想像してもらおう、と。
この記事のサムネイルは、ここまでストーリーを考えて、例によってStableDiffusionに書いてもらいました。なんかそれっぽいですよね。
こういうストーリーも電子書籍で出版できるかも、と感じた今回のChatGPT体験でした。
みなさんだったらChatGPTとどんな会話を楽しみますか?
ではでは