アイヌは現代に必要な心
先日北海道に旅行した際、2020年にオープンしたというウポポイ(アイヌ民族文化施設)に行ってきました。
アイヌかぁ〜なんとなく見てみよう、くらいの気持ちだったのですが、めちゃくちゃすてきな場所だったので、note に残しておくことにしました。
アイヌ人の考え方はとても本質的でダイバーシティが重要視されている現代にとってだいじなことがたくさんあります🌝
アイヌ語のカムイは意志や神と訳されますが、カムイは人間の生活を支える自然など全てのものに宿っています🍃
例えばアイヌ人は狩猟をして生活をしていたけれど、狩猟対象のクマ🐻もカムイだそう。
クマに感謝し祈りをささげて頂く。🙏
クマはお土産(アイヌからの感謝や祈り)をもって天へ帰ることでさらに霊性を高めることができるのでwinwinの関係🌾🎉
あくまでカムイとアイヌは対等な関係なのだそうです。
カムイは心の綺麗なアイヌのところへ自らやってくるという考え方も素敵でした。🧡
そんなアイヌ人が減少していくことになったきっかけが和人からの差別。🌚
当時、圧倒的多数の和人から異人差別され、重労働の仕事をさせられるようになりました。
それまでのアイヌはロシア,日本,中国などと自由な交流を楽しんでいたが貿易にも制限をかけられるようになりアイヌ人たちの生活が奪われていくようになりました。(∩´﹏`∩)
温和なアイヌ人もなんとか生活を取り戻そうと和人と戦いをするも、和人(松前藩)は鉄砲をもっており負けてしまいます😢
そうやってアイヌ人の人口は減少の一途を辿ったようです。
日本国内の人種差別について学校で習った記憶がうっすらでとても衝撃的な学びでした。⚡️
BLMやアジア人ヘイトが話題にもなりましたがアイヌ人差別も知られるべき過去であると思います。
いまジェンダーギャップが世界的に低レベルな日本。
男性社会で生きるマイノリティーとして、明日は変えられなくても未来の誰かのためになるかもという思いで、見えない差別にもしっかり向き合っていきたいと思った旅でした。
あと興味深かったのは、ヨーロッパ、ロシア、アメリカなどの外国にも多くのアイヌ人の資料があり各国の博物館に展示されているようです。
海外旅行できるようになったら、海外視点でのアイヌも学びたいなぁ〜。
アイヌの歴史はまだ解明されていないことが多く、日本と海外が連携をしながら解明を進めており可能性が無限大らしいので今後もアイヌへの探求を続けようと思います
ちなみに宝物という意味のイコロという言葉も覚えました。🌈
イコロの音が可愛いのと意味も最高なので、夫にイコロ、イコロ〜😝と呼んであそんでますw
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