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#4 オランジェット(ブラックチョコレートver)

材料

・オレンジ…500g
・グラニュー糖…500g(a:250g・b:125g・         c:125gに分けておく)
・水…350g
・水…適量(オレンジの冷却用。あらかじめボウル等に水を入れて冷やして置くといいと思います。)


別途コーティング用
チョコレート…明治ブラックチョコレート一枚
水…適量(チョコレートの入ったボウルの冷却用)


見栄えをよくチョコレートをコーティングしたい時はコーティング用チョコレート使用する場合を除き、テンパリングが必要です。(テンパリングを行わない場合は固まらなかったり、表面が白っぽく艶のないチョコレートになってしまいます。)



過程

  1. オレンジをスポンジやたわしなどで丁寧に洗い、皮に50か所ぐらい穴を開ける。

    *竹串(またはつまようじ)を二本使って開けるのがおすすめ。
    穴を開ける理由は、あく抜きと砂糖をよく染み込ませるため。

  2. あらかじめ水を沸騰させた状態にしておきオレンジを入れた後再沸騰させる。
    浮かないように箸やスプーンなどで押さえながら弱火で2~3分間ゆで、冷水にとって冷ます。(出来れば一晩(6〜7時間ほど)冷水の入ったボウル等を使用して冷やす。)
    しっかり冷やさないと切る際に実が崩れやすくなり切りにくくなってしまいます。

  3. 5〜7mm幅に切り、鍋に水とグラニュー糖a(250g)を入れて沸騰させ、いったん火を止めてオレンジを並べる。(個人的な所感ですが、見栄えを良くしたい様でしたら少し厚いかな?くらいの心持ちでカットしてもいいと思います。)

    再度沸騰させたらクッキングシートで落としぶたをし、弱火で15分間煮る。

    そのまま、完全に冷めるまで半日以上置く。

  4. グラニュー糖b(125g)を加えて軽く沸騰させたら、弱火で15分間煮る。
    再度半日以上置いて、グラニュー糖c(125g)を加えてこの工程を繰り返す。

    *繰り返すことで、オレンジがだんだん透き通ってきます。

  5. シロップに少しとろみが付き、オレンジが透き通っていたらOK。

    *シロップがさらさらの場合は、様子を見ながらもう少し煮詰めてください。煮詰めすぎると、乾燥しにくくべたつくのでやりすぎにも注意。

  6. シロップを切り、網にのせる。
    100℃に予熱したオーブンで約1時間(途中で表裏をひっくり返す)乾燥させる。

    *1時間以上加熱すると、かたくなるので注意!

  7. 網を一度きれいに洗って、オレンジが冷めないうちに再度並べる。
    半日~一日間自然乾燥し、べたつきがなくなればコンフィの完成。

    *シロップが付いたままの網だとくっついてしまう可能性があります。一度きれいに洗うのがおすすめです。

別途コーティング用チョコレート

テンパリングは基本的にキッチン用温度計を用いてするものですが、一般家庭にキッチン用温度計があるかと言われますと疑問でしたので...今回はかなり簡単かつ泥臭い方法に...(amazon等で1000円くらいで購入は出来ます。)

  1. 細かく刻んだチョコレートをお風呂より熱いくらいのお湯で溶かします。(湯気が入らない様に鍋はボウルより小さいものを使用してください。水分が入ってしまうと台無しになってしまいます。)

  2. 溶かしたチョコレートが入っているボウルを冷水の入った容器につけて冷やしていきます。これをチョコレートが滑らかになるまで交互に繰り返す。

  3. 最後にテンパリングが取れているか確認してチョコレートでコンフィをコーティングして完成

    ※ テンパリングの作業を終えたら、パレットナイフやティースプーンなどにチョコレートを少量つけて状態をチェックします。 しばらくおいて、つやよく固まれば成功です。 なかなか固まらなかったり、表面が白っぽくなってしまったら失敗です。 もし、テンパリングに失敗したら、もう一度最初から温度調整を行ってください。(正直私も5〜6回ほど失敗しているので後述していますが見栄えよく綺麗に仕上げたい場合は温度計をしようしてのテンパリングをオススメ致します)
    明治の公式HPに掲載されているテンパリング方法→ https://www.choco-recipe.jp/milk/smartphone/basic/basic_06.html

終わりに

工程はシンプルだけど綺麗に仕上げるの(私にとっては)難しすぎでは??

コンフィを乾燥させている間に温度計を用いずにチョコレートをテンパリングしていましたが難しいが過ぎるのでは...???温度計無しだと慣れない内は数撃ち勝負をするしかないと分かってはいましたがまさかチョコレートのテンパリングがここまで奥が深いとは正直、思ってもみませんでした。今回のテンパリングは温度計無しだったので次回はちゃんと温度計を使用して作りたいと思います...。(お客様等に出すならともかくご自分で食べるだけならわざわざ温度計を購入する必要はあまりないと個人的には思います。あればあったら、で必要な場合も出てくるかもしれませんがこの為だけに買うのは...)

と、いうわけで第4回。オランジェットを初めて作ってみました。今回もご覧頂きありがとうございました。次回はなにを作るか...予定はあるんですが忙しすぎていつになるやら...という感じです。

(最終編集2024/05/10)


⚠️写真投稿下部の画像について⚠️

写真投稿ポストのツリーに貼った引用についての簡単な説明や感想があります。レシピと直接的な関係はございませんので、ご興味の無い方は下部までスクロールされないことを推奨致します。

































今回はarknightsのオペレーター、パヒューマーこと、ラナさんです。ロドスアイランドの温室では療養庭園をしている彼女ですが、正直迷いました...果物、というくくりではポデンコさんの方がしっくりくるか...???いやそもそも食用ということで農業というくくりならバグパイプさんか...???いや、回り回って収穫を手伝うということでカフカさんやエンカクさんもひょっとしたら!?と、いった様な葛藤がございました...結局ラナさんにしてしまったのですが、果たしてちゃんと準拠出来ていたのかは正直少し自信がありません...基本的に題材にするものは一通り遊んだり調べたりしてからとりかかる様にはしているのですが...ちゃんと準拠出来ているのかXの方で他のドクター様達にお伺いを立てるべきだったと後悔しています

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