めっちゃめちゃ緊張した話

僕は友人が大好きだ。
わざわざ僕みたいな人に連絡を取ってくれるのが凄い。
僕ならできない。
嫌われてしまうかもしれない。
滑ってしまうかもしれない。
一挙手一投足が怖い。
あなたを傷つけてしまうかもしない。
だから凄い。
大好きな人とお話が出来るのは、やっぱり嬉しい。
でも、
でも、
とっても会いたくない。
怖い。
何を言われるか分からない。
僕は変わってしまった。
そう思い込んでいる。
傷つくんだろうなあ。
話したくないことを、話させられるんだろうなあ。
また、ひとりになるんだろうなあ。

震える手で今PCでnoteを書いている。上記の事を考えることはよくある。でも今日はそれを乗り越えた。記念日だと思う。たいしたことではないんだけど。なんとか達成できた。転職前の仲良かった同期と久々に会う約束があった。当日までは何も考えていなかった。久々に会えるし、嬉しー。とか呑気だった。一日仕事をして残業せずに急いで電車に乗り込む。どうやらみんなはもう集まっているらしい。お酒も飲んでいるだろう。出遅れちゃうな~急いで飲まなきゃ。いつぶりだろう彼らに会うの。コロナよりは絶対に前だ。前の会社は研修が充実していて同期がめちゃくちゃ仲良くなれた。それのおかげでちょっと友達を超えるくらいの信頼があった。勤務地が遠く離れてしまったので会うのを億劫にしていたら、コロナが来た。会いたいと思った時には会えなくなっていた。家で一人の時間を過ごす。さみしかった。悲しくなった。会社を辞めて1年弱ふらふらした。めちゃ太った。転職をした。なんとか1年は続けている。でもお金もたまらない。肝心の音楽も適当にしかやれていない。誇れるものが何もない。何も変わっていない。こんなんでおれは旧友に会えるのだろうか。笑顔で話すことができるのだろうか。気を遣わせずに楽しくお酒を飲むことが

「次は名古屋で~す」

めっちゃ緊張してきた。てかめっちゃ怖い。辞めた理由もちゃんと説明できないぞおれ。みんな結婚とかしてるのか?置いてけぼりだぞ。キラキラした話されたらどうしよう。自虐で笑いをとる以外わからん。てか何話してたっけ?なんて言えばいいんだ?声質は?顔は?作り笑顔?自然に笑える?

久々にこんな気持ちになった
体中が熱かった
でも
久々だし
会いたいし
何とか走った
なんとか走った
お店を見つけて
エレベーター待たないで
2階だから非常階段で
走った
走った
着いた

もう店を出ていた。えー!!!!!

遠くから来てるので新幹線の時間が近いとのこと。
なんだよ!一緒に飲むんじゃないのかよ!
つっこみながら顔をみた。
久々の顔だった。
安心した。安心することができた。

そこからはあんまり覚えていないが新幹線までの20分ほどスタバで話した。
上手く話せていたかは分からない。
作り笑顔もあったとは思う。
緊張はまだ抜けてなかったと思う。
それでもなぜか心地よかった。

すぐバイバイする。今度は遊びに行くよ~

とっても疲労したが、とっても楽しかった。有意義な時間だった。
身体がどっと疲れた。今日は沢山寝たい。

ま、緊張することの方がなんか好きだ。何とか乗り越えた高揚感がある。
てか純粋に楽しかった。人と話すのってやっぱ最高だよね!
また会いたいなあ。ふざけた話をずっとしていようよ。

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