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Quorum読むラジオ第30回 2021年12月14日配信【中編】

皆さん、こんにちは。Quorum編集です。

Quorumラジオは代表で子供4人のママでもある杉本直子と、相方のたくちゃんコーチが毎週配信してます。

✿穏やかな気持ちになりたい
✿「そのままでいいよ」と自分を認める方法を知りたい

ラジオでは、時事話やコーチング、家族との関係構築などの話題を、ゆる〜と小気味良く話してます。

こちらで配信してるので、過去のアーカイブも是非お楽しみください。皆さんのコメントも随時募集中です。気軽にコメントしてください。

2021年7月からは1コマ約30分間の放送になってます。

■アダルトチルドレンとは

たくちゃん:次はQuorumとしての取り扱っている「アダルトチルドレン(以下AC)」っていうワードについて、「何なんだろう」って思っている人も多いと思うのでね。

杉本:ちょっと思ったこと言っていい?たくちゃんアナウンサーみたいに話してない?(笑)

たくちゃん:そう?アナウンサーみたいに活舌よくないけど(笑)それでね、「ACってどんなの?」って聞かれた時になんて答えようかなって。

杉本:ACを一言で言うとすると、「子供な大人」です。これを言うと、男性が特に「俺は子供みたい」「少年だよ」って言ったりするんですけど、それとはまた違うんですよ。いくつか項目があるので、病院とかでは直接ACって言われないですけど、カウンセリング領域とかでは該当してると言われるってことはあるかもしれないですね。ACのカウンセリングとか行くと、診断でね。

たくちゃん:「子供な大人」って具体的にいうと?

杉本:すごい明確な定義があるわけではないんですけど、親というものに対して愛情を貰ってなかったとか、愛されてなかったとか、褒められてなかったとか、逆に極端な話でいうと、虐待とかネグレクトとか無関心とか、親の所属品としてお勉強とか見た目とかを伸ばさざるを得なかったり、親の価値基準で自分の価値基準を持てない人たちの人のことかな。

たくちゃん:愛着障害とか?

杉本:結構あると思いますよ。「これだから」っていう1個だけじゃなくて、例えば恋愛依存してる人とかだと親に似た親からの愛情を求めていたり。皆どっかしらあると思います

たくちゃん原因は全部子供時代に起因してたりするのが多そうだね。

杉本:先輩のACのカウンセラーさんとかだと、父性と母性と分けてやってる方もいらっしゃるんですよ。例えば母性が足りないと、いわゆる接触障害が多かったり、安心できない状況だったりするので、愛を求める。一方であんまり知られていないんですけど、父性が足りないって人もいるわけですよ。この場合は厳しさとか冷静とかルールを守らせるとか、例えば大人になってリーダーとして誰かを指導するとかいったときに、きちんと叱るとかノーと伝えられないとか、自立させられないとかいったことが起きると言われている。そこが、お父さんとお母さんが極端に強い人たちで育つ人のパターンとか、お父さんが全然無関心で父性が欠けてるパターンとか色々ありますね。

杉本:伸ばし方とかそこがネックになってるなって自分の特徴に気づいた時に、「もうちょっと良くなりたいな」とか「愛を持って埋めて満たして、次の人生を幸せな生き方をしたいな」って思ったらACのプログラムを活用することをやってほしいなって思ってる。

たくちゃん:回復プログラムをやると、ACから脱することができるって感じなのかな?

杉本:そうですね。自分で自分を褒めるとか、認めるとか、自分を大事に取り扱うとか愛することができるってことがなかなかうまくできなくて苦しんでいるのがACだったりするので

たくちゃん:これはわかりやすかったですね。皆当事者たちは「こんなこと言ったら馬鹿にされるんじゃないか」って言えないこともあるんじゃないかなって。

杉本:そうだね。そういう人たちは、そういうふうに思った時点で、ACの人はそこまで頑張ってきたってことなんですよ。基本的に真面目で優しい人が自己犠牲になってしまうんですよ。ACの方はぱっと見ではわかんないです。でも診断とか受けた時に、ACの方は人生のスタートをハードモードで始めた人達なので、普通に合わせようと思って辛いとかあると思うんですけど、そもそもハードモードで過ごしてるだけですごいので、普通の人なら断念するところを粘り強くやってきた人達なので、ポテンシャルが凄くあって、無理に普通に合わせることが正解ではないと思います。「合わせることが安心」とか思ってるかもしれないですけど、自分をもってほしいなって思います。

たくちゃん:自分で蓋をしちゃうと助けは呼べないですからね。

杉本病気の治療だと思わないでいただきたいですね。皆どっかしらそういうところはあるので。それはいつも言ってますけど、悪くて違うなって親に対して思うこととか、謝ってほしいとか思いこととか、間違ってなくて親は親で言いたいことはあるしそれが正義だとすると、それはそれで置いといて、自分が思ったことはそれでいいんですよ。『「それは違う」「いらない」とかの判断基準とかその価値観は今は私は違うと思うからいらない』って言ってもいいんだよって。苦しい時にそういう考えができなかったっていうことをいったん認めて、ただその時に方法はありますって。病気だからじゃなくて次に進むチャンスだと思ってくれたらいいと思います。

たくちゃん:そうだね。子供の時はその状況が必要だったかもしれないしね。そっから抜け出すこともできるよって。

杉本「よく頑張ったよ」って。一人で悩まないでください

たくちゃん:AC回復プログラムをご希望の方はご連絡を下さい。

杉本:もし合わなければ、他のカウンセラーの方や前回ラジオに参加してくださったかずみさんとかね。そういう人たちがいてくださるので、気軽に。

たくちゃん:サポートは色々あるよってことですね。


■Quorumとは


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