A Work in Progress

去年もうどうしようもなくて、ひたすら一人で飲んでたことを思い出します。夕焼けに鱗雲が映えすぎてしまっていて、綺麗だった。こと、まだ覚えてる不思議と。いつか米咲さんに向けて曲書きたいな。くだんない曲も面白い曲もちゃんと聞いてもらえるように、胸張って聞かせられるように、なりたいです。

今日はほんとの日記。

A Work in Progress

最近本屋で見つけてお迎えした本の紹介。結構前から存在は知ってたんですが日本語版は9月末に出てたみたいです。対訳本で原文を確認出来るのもいい。

チックコリアの説明は最早要らないでしょうけど、彼がジャズマスターとして真に優れていたのは新しいものに対してオープンでありどんどん受け入れていくことだったと思います。それはジャズと呼ばれているものの精神性の説明とほぼ同義でしょう。

内容としては恐ろしくシンプル。ピアノの練習について触れている項目もありますが(スケール練習やミラーリングと呼ばれているものです)音楽を作曲演奏するときの心構えが主なので、どの分野の音楽家が読んでも、また非音楽家の人が読んでも学びになる部分がありそうです。

お守りみたいな本になりそう。折に触れて読み返すのにいい。なによりチックコリアほどの人が、なおこれを書いて残す必要があると判断したというところが人を謙虚にさせますね...笑

インターネット

大きな目次をぶち上げましたがなんてことはない、本当の考えていることを書いておくだけです。

先日私の周りで「ボカコレ」というものが盛り上がっていました。

ボカロにまつわる全ての人々にとって、新たな出会いがある日。
色々な形のボカロ愛が集まる日。みんなが待ち望んでいる「音楽」を、「エンターテインメント」を生放送、REMIX企画、クリエイター支援などの様々なコンテンツを通して今一度盛り上げられる場所をつくる。
『The VOCALOID Collection(ボカコレ)』はボカロ文化をきっかけに生まれたインターネット等で活動するクリエイターやユーザー、企業などボカロに関わる全ての方が参加できる祭典です。そのため、『VOCALOID』をはじめとしたさまざまな音声合成ソフトウェアやそれを彩るキャラクターたちの作品全てにおいてボカコレへの参加が可能です。ネット超会議のボカロ版としてスピンアウトする「The VOCALOID Collection」
クリエイターもユーザーも最高に楽しめる日として「ボカロ文化」を盛り上げます!

多分に漏れず、私も中学の頃にボカロにハマっていました。私のいびつなエレクトロニカ趣味はそこから始まっているみたいです。歌ってみたや演奏してみたからで演奏をしてみようと思ったのでしょうか。こう書くと意外と大きな影響を受けてますね。

フォロワーさんも参加されていたので今のボカロってどんなになってるんだろうとボカコレに参加?してみるつもりでいました。が

相当に音楽歴の長いフォロワーさんが『ルーキー』として投稿しているのを見てしまった時乗り切れなくなって見に行くことも出来なくなってしまいました。(レギュレーションとして、音楽の良し悪しとして、もちろん何の問題もないのでしょう)

私はその船に乗りたくないな、と思ったりしてしまった。

『天才』が見つかりすぎてしまうのがインターネットの一つの側面。アマチュアの人がどうか音楽をそれぞれのペースで進められますように。素朴に願ったりしました。

ピラミッドの底辺をないがしろにした「文化」から廃れる。上澄み掬ってたって何も残らない。カギカッコの中身はどう読み替えても当てはまるはずです。


一方でこんなツイートを見かけて想像以上に感動したりしました。

昔の人が思い描いていたインターネットってこういうことだったんだろうな...と思わずにはいられなかった。

古い理想なのかもしれませんが私は(まだ)インターネットに期待したい。法人でデマ先導するアカウントなんかを横目に、それでもまだ、私たちはより善く使えるんだと思い込みたい。

こうやってブログを見てもらえてたり、曲発表したり友人に出会えたりしたのもインターネットのおかげですしねw

私は良心だって大事にしてあげたい。

終わりに

なんか全体的にトーンが暗めになってしまったような…

普段から明るい人間でもないので先週本当に本当に久々に飲みに行った折、飲み方が分からなくなったりしました。(きっかけはAnother Roundという映画を見た反動。名作でした。)

けどそこで大きな夢を語り合ったり、失ってしまったものを慈しんだり、そういう大事な充電が出来ました。誘ってくれてありがとう。

私のペースでしか為しえないことだけども、ちゃんと音楽家として成長し続けたいなと思います。

読んでくれてありがとう。


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