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絵を描く(Artsについて考えてみた)

こんにちは。きゅみです。

私は自己紹介にもあるように、現在アメリカの大学でTheatreについて学んでいます。幼少時から、アートなるもの、創作・音楽・演劇・読書、色々なことが好きで、社会人になりもう一度自分を見つめ直し、きちんと学ぶことにしました。留学での様々なこと書き記せたらと思います。

ちなみに、教育関係でもお世話になり、子どもの心理や英語教育などに関心を持っております。教育関係のトピックなども話せたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。


ということで・・・第一回目は絵を描く(Artsについて考えてみた)。

この自粛の中(アメリカはもちろん自粛ですが)、クリエイティブ思考一直線になっております。キャンバスとアクリル絵の具を用意して、久しぶりに絵を描き始めました。

久しぶりに描いてみると、絵っていいものですね。というか、Artは本当に大切だと改めて感じました。トイレットペーパーの芯からでも、ペットボトルの蓋からでも、なんでも作ることができます。私は今回はペンギン人形を作りました。Babyちゃんたちが喜ぶようにと!

それに、用意したキャンバスにも自分の好きな場所、日本、人、動物、自然など色々描いてみました。心が洗われますね。日本を描いたら久しぶりにノスタルジックな気持ちになってしまいましたが…。

Artsは日本ではなかなか大事なものとして認められていません。だって、直接大きなお金になりませんし、誰かを治療できるわけではないから。誰かの名誉を助けたり、利益を沢山生み出したりと全てのArtができるわけではないですね。いつも同じ人がそのArtsを必要としているかわからない。

しかし、Artsの素晴らしいところはその平等性と自由だと私は信じています。 私の所属していた Theaterでは、現在の社会に対する疑問をお客様たちに投げかける演目を行いました。一度私たちの社会を振り返り、何が問題なのかを考え、ストーリーとして伝えることは、Artsの可能性の一つです。そして、頑張れば誰でもできる。すごいです。頑張らなくてもできる。はい、Artsとして報酬を得られるかはわかりませんが、できます。また、政治的な縛りを持つことのない自由さがArtsにはある。ある方の生き様をストーリーにして、多くの人に共感して頂いたり、疑問を持って頂く。例えば、違う場所で生まれ、違う人生を生きている人たちが、ある一つの空間で、演劇や歌、絵を見たり、聞いたりすることで、同じ感想や違う思いを持つ。シェアする。すごく素敵だなって思うんです。それはクリエイター側にも言えて、違う人々がそれぞれのArtsを生み出すことで、見る側は学んだり、感じたりすることがある。ずっと気づいていたこともあるかもしれないし、そのArtsに触れることで初めて知る何かがあるかもしれない。たった一枚の絵が、あなたの、私の、眠れぬ夜を抱きしめてくれるかもしれない。

Theater...Artsは生きている。常に思考させ、人間としての深い教養を養ってくれる世界だと思っています。そして、時に寂しさや悲しさを共有し、喜びや楽しみを与えてくれるそんな存在です。現在のPandemic下で、多くの方々が一生懸命尽力し、多くの方々を救ってくださろうとしている中で、Artsはどんなことができるのか、どんな可能性があるのか、これからももっと探していきたい。

Artsを大切だと感じてくださる方々が一人でも増える世界になると嬉しいです。

読んでくださりありがとうございます。これからも読んでくださったら嬉しいです。

きゅみ:)


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