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レクサスの所有幸福感はゼロに等しい

人生は生まれて死ぬまでの間、何かしらの苦行を伴うものです。私たちはお金持ちになり、フェラーリやレクサスのような高級車を所有することで一時的な幸福感を得ることができます。しかし、その物欲による幸福感は持続せず、やがて再び苦行に戻ってしまうのです。

お金や物質的な贅沢は、確かに一時的な満足感を与えてくれます。高級車、豪華な家、最新のガジェットなど、これらの所有は私たちの自尊心を満たし、他人に対して優越感を感じさせることもあります。しかし、このような物質的な満足感は、やがて消えてしまいます。フェラーリを手に入れた喜びは、その新しさが薄れると共に色あせ、次第にその所有が当たり前のものとなってしまいます。

私も経験があります。レクサスLSを2000万円でキャッシュ購入したとき、その満足感は非常に大きかった。しかし、その満足感はたったの半年しか持たなかったのです。最初の頃は車に乗るたびに胸が高鳴り、その豪華な内装やスムーズな走行感に感動していました。しかし、次第にその感動は薄れ、日常の一部となってしまいました。ちょっとボディーが凹むと45万、ホイールに傷がつくと30万。ボディーにとれない汚れがつくとコーティングのやり直しで20万。むしろ勿体無いから使わなければという切迫感で無用のドライブを設定していつも疲れていました。フェラーリなら利用シーンが限られるので尚更でしょう。


僕のレクサスLS500



そのため、レクサスやフェラーリのような高級車ブランドは、所有者の満足感を持続させるためにオーナーズイベントやクラブ活動を提供しています。レクサスのオーナーズイベントでは、所有者同士の交流や特別な体験を提供し、次の車が欲しいという欲求を刺激します。フェラーリも同様に、オーナーズクラブを通じて特別なイベントやツーリングを開催し、所有の喜びを共有する機会を提供しています。または友人を集めて自慢することでしか幸福感を維持できなくなる。

しかし、これには限界があります。どれだけ素晴らしいイベントやクラブ活動が提供されても、物質的な満足感は永遠には続かないのです。新しい車を手に入れても、その喜びは一時的なものであり、やがて次の欲求が生まれます。これが物欲の本質であり、物欲による幸福感が持続しない理由です。

物欲に限界があると認識したとき、私たちは次のステップに進む必要があります。それは、苦行を楽しむマインドセットを持つことです。人生は苦行の連続であり、その中でいかに楽しむかが重要です。物質的なものに頼るのではなく、内面的な成長や自己実現を追求することが、持続的な幸福感を得るための鍵となります。

例えば、私たちは困難や挑戦に立ち向かうことで成長することができます。仕事での成功や趣味での達成感、人間関係の築き方など、これらは全て私たちの内面的な成長に繋がります。また、他者への貢献や感謝の気持ちを持つことも、持続的な幸福感をもたらします。誰かのために行動することで得られる満足感は、物質的なものにはない深い喜びをもたらします。

さらに、現在を楽しむことも大切です。未来の不安や過去の後悔に囚われず、今この瞬間を大切にすることで、より充実した日々を送ることができます。瞑想やマインドフルネスの実践を通じて、現在に集中することができれば、物質的な欲望から解放され、より深い満足感を得ることができるでしょう。

結論として、物質的な贅沢や成功は一時的な幸福感をもたらすものの、持続的な満足感を得るためには、内面的な成長や自己実現を追求する必要があります。苦行を楽しむマインドセットを持ち、困難や挑戦に立ち向かうことで、持続的な幸福感を得ることができるのです。物欲による幸福感に限界があることを認識し、内面的な成長を重視することで、人生をより豊かに過ごすことができるでしょう。

だからと言って僕らは稼ぐのをやめるわけにはいかない。苦行を知るものが、苦行を楽しめるようにFXトレードを教えているのがトレードアイデアラボです。

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