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乳がん手術当日はバタバタ

朝、私の手術は14時半ごろ開始と告げられました。
同じ手術室を使う患者の3番目らしい。
朝から絶食。お水は前日の夜0時まで。

前日は大量の誓約書へのサインくらいで、割と暇にしていましたが
手術当日は朝から慌ただしくなりました。

手術前にやること

▼センチネルリンパ節生検の準備

詳しくはこちら

▼点滴用の管を入れる

既に「針嫌いのコンポー子」として有名になっていたため
「コンポー子さん。挿入後に針は抜かれ、柔らかいチューブだけが残っているんですよ~(怖くないですよ~)」とあき竹城似のベテラン看護師さんが説明してくださりました。

©外科医の視点

麻酔、栄養剤、痛み止め・・入院中ずっとお世話になるチューブです。

▼弾圧ストッキングを履く

割とアナログなやり方ですが、血栓予防になるらしい。
朝ふくらはぎの太さを測られ、サイズにあったものを術前に履かされます。

買い取りだったので、今も足のむくんだ日に家で履いています。

▼着換え

ノーパンになり、前開きのワンピース型手術着に着替える。

突然手術が始まった

1番目の方の手術が延期になり、2番目の方の手術がかなり早く終わったことで、なんと私は11時に手術室へお呼ばれしました。

ただ私は針が怖いだけで、眠って終わる手術は怖くない。
先生も信じられているし。
この頃にはアドレナリンが出まくっていて
むしろ「いつでも来い」状態だったのですが
11時開院と同時に1Fで面会受付をしていた夫とは会えず仕舞いで
あき竹城と2人で手術室へ向かうことになったのは残念でした。

▼ドラマセットのような豪華な手術室

数年前にフルリニューアルした病院の最新鋭の手術室は美しかったです。
仕事柄、ここを撮影ロケ地に使いたいなぁという思いでキョロキョロ惚れ惚れ見回していました。

©東京医科大学病院

近頃の診察台と麻酔

▼予期していなかった温かくフワフワな手術台

手術台には、湯舟のような温度のフワフワのマットが敷いてある。
質問してみたら「裸は寒いでしょ?」という優しい回答。
今はこんなことになってるんですね。
個々の手術に適した体温調節もできるんでしょう。

©スリーエム

▼麻酔

酸素マスクをつけ、腕から麻酔を入れられる。
(結構普通にしゃべれるな・・・え!待って。すごく沁みる!)

私「麻酔って結構痛いんですね!?」
先生「そうなんですよ~。うちの麻酔、沁みて痛いんですよねぇ」
・・・
ここで記憶がなくなり、次に目を覚ますとまだ手術台の上。

「夢の中で仕事してました!損した」とか
「なぜかKAT-TUNの中丸くんを慰めてました」とか
目を覚ました途端、興奮気味に語り出したらしく
あき竹城は「この子大丈夫かと思った」と後から教えてくれました。

その後ストレッチャーで病室まで運ばれ、
夫といろいろ会話した後、無事お昼寝に入りました。

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