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しんどいを理解した

安達としまむら2巻まで読みました。あーいかんですねこれは。自分の気持ちをようやく自覚した安達がクリスマスにしまむらを誘うまでの葛藤と、その誘いに違和感を覚えつつも悩んだ末に断りはしない、家族と楽しいクリスマスを過ごすなどしたことのない安達がそういう体験をしたいがために自分を誘ったんだと自分を納得させるしまむらの心情がとても、良い。互いにプレゼントもちゃんと用意しているし…。”寛容だけど優しくはない”しまむらが安達の気持ちに今後どう応えていくのか。この先がとても楽しみですわ。それにしても、こういうものを読んでいると尊いとかしんどいとかそのへんの用語を使いたくなる気持ちも少しワカル気がするなあ。『ホワイト・アルバム』のラストのあたりを読んでいる時「フヘヘ…今自分の顔すごい緩んでるだろうし、鏡なんて絶対見れねェ。それにしてもこれは、いいな…」なんて思っていたが、これはまさに「尊すぎてしんどい」だった。

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