見出し画像

雑記 - 2023.8 初めてVOCALOID(とSynthesizerV)を使った楽曲を作ってストリーミングリリースした話

創作も日記も、継続のタイミングでちょっとだるいなってなるとなかなか筆が進まないですね。
こんばんは、私です。

さて前回7月の雑記を書いたのが9月です。もうあと2か月で1年終わるのにいろいろやったことをnoteにまとめたりということはなかなかやってなかったですね。

ということで何度目かの重い腰を上げて8月のことを書こうと思います。


まずはじめに、
VOCALOIDのパッケージを所有しはじめたのが、去年の4月。
以前のいくつかの記事で、「初音ミクV4X」を持っていて、中に入っていたStudio One ArtistからPCDTMに乗り換え始めたという話はしていましたが、
この8月時点でなかに入っていたVOCALOID(Piapro Studio)と初音ミクV4Xはほぼほぼ使っていなかったのでした。
古いX(Twitter)を探れば4小節だけ歌わせたものとか出てくるとは思うのですが、ただ歌わせただけで演奏とかは完成せず、といったもの。

今年5月からCubaseに乗り換えて本格的に曲を作るようになっても、歌ものには手を出していなかったので、V4Xもそんな使うことないかなあと思っていた8月初頭

いつも参考にしているクランとリオンチャンネルで挙げられた一つの動画があって

その数日後に合った生放送でこんな告知がありました

この告知があってから数日後、以前のリミックスコンテストに参加した方々が続々と投稿しているのを見て
「やってみるかあ」
とCubaseを立ち上げ、元々インストールしていたPiapro StudioとミクV4Xをかならず開くようにして、いつものScaler2を使った手順からぽちぽちと。

作ってた時期のXポストを見ると、5~6日くらいで作ったらしいです。

8月6日の夜から土台を作って全部のトラックを重ねたもの16小節を作る。
Scaler2のテンプレートから参考コードを使ってPERFORMANCEでBASSやアルペジオを参照してぺたっと。
いい感じのサンプル音源のドラムループをぽいぽいと。
買ったもらったばかりの音源入れたいなーと、kontakt7でストリング入れたり、UADのPolyMAXを突っ込んでみたりと、いろいろ遊びながら土台完成ー。

2日後くらいにAメロだけ降ってきたのでPiapro Studioでパズルをはめこむように音をうちこみながら同時にうた詞も打ち込んでいく。
事前にScaler2で参考にしたコードから、音をはめていって、「なんかいい感じになった」というのが今回のメロ譜ですが、キーボードを使って適当に音を流し打ち聴きしていくという手が今回はうまくはまった気がします。

そんな苦戦する中さらに翌日にBメロも作りその2日後には一気にサビまでメロディと歌詞を組み上げるという謎の集中力とアイデアの降臨があって、気が付いたらこのコンテスト用投稿曲は完成しました。
さらにこれが完成したとき、クラリオチャンネルリスナーのDiscordでちょうど雑談VCをしながら作っていたため、出来立てのデモ版を聴いてもらうということもありました。
その中でもここをこういう風に変えたらどうかな?というアドバイスもいくつかいただき、それを取り入れてより一層いいものが出来たんじゃないかなと思います。

曲のタイトルはこの後に全体と通して聴いて決まりました。

その翌日くらいには、細かいミックス作業をすることなく、iZotope三種の神器(Ozone10,Neutron4,Nectar3)といくつかのリバーブプラグインで調整して仕上げ、提出用完成。そのまま一気にClipchampで動画をぱぱっと作り

出来上がったVer.0.71版がこちら

使用プラグインなどは記事の最後にまとめて載せます。
リズム隊がほぼほぼサンプル音源ですが、これをどうやって検索したかは今ではさっぱり覚えていません。
頭に降ってきた歌詞のパーツも、組み合わせて出来たもので、そういうもとになった情景の参考元もあるのかもしれないですが、それも明確には答えが出ない、などいろいろありますが、まず完成したので、よし!


投稿した曲はそこそこ聴いてもらえて受けもよかったらしく、フルサイズ…作るか…?と少し思っていたところまだこの時点ではその気はなく。


そこからしばらくして、8月18日
なんかいろいろあって(割愛)勢いで
VOCALOID6(Starter Pack AI megpoid)とSynthesizerV Studio Proスターターパックを購入してしまったので

「せっかくだしミクとSynthesizerV(選ばれたのは花隈千冬AI)でツインボーカルにしてフル作るか」

という思いつきでフルサイズを作ることにしました。

0.71はA→B→サビ→アウトロの構成でサクッとしていたので、
これを2ABを作るというのは構成的にもしつこかったり今から考えるのはきついなどあって
最終的に構成は
A→B→サビ→間奏→B→小サビ→サビ→アウトロ
といった形に。

VOCALOID6とSynthesizerVの両方を使いつつ、Piapro Studioで使ってた息入れ譜をわざわざ打ち込まなくてもいいようになってたり、SynthesizerV側のAIの歌い方の癖直しに時間がかかったりとあり、さらに歌詞や転換メロディがなかなか降ってこないと苦戦しましたが
たしかこれ2日で夜更かししながら完成させた気がします。

そのまま朝までミックスマスタリング作業して、動画まで仕上げて
8月23日
0.71版を投稿したわずか10日でフルサイズは投稿されました。
今思えば自分の中ではすごい集中力発揮したんだと思います。

歌詞
せっかくなので書いた制作コメント

そして時効なのでカミングアウトしますが、実は歌わせ含め歌詞が1か所違っていた(こう歌わせたかった)ところがあります。
最後のサビの「忘れたくない気持ち」

「失くしたくない気持ち」
が本来だったのですが、そこまで大きな誤差もないでしょうということでそのままにしていました。

しばらく作ることはないだろうなあと思っていたボーカロイド楽曲を、あっという間に1曲作ってしまったモチベーションをくれたボーカクラリオ企画とフルサイズを作る背中を押してくれたリスナーの方々には感謝しかないです。

この後にも、ボーカロイド楽曲を1曲作ることになるのですが、それは9月の雑記で。

しばらくして
9月16日
勉強代ということ兼ねて、この「旅ノ終ワリ」を
TuneCore経由で配信リリースしました。

ちょこちょことiTunes Storeで買ってくれた方もいたようで、とてもうれしいです。


これからも曲を作る予定はあったり、自分の好きな作り方をして、自分がいいと思ったものが、少しでも響かせられるようなものを作っていきたいなと思う出来事でした。

以上、今日はここまで、最後までご覧いただき、ありがとうございました。


最後にここからは「旅ノ終ワリ」で使ったプラグインとかをメモ書きしていきます。
興味のある方はどうぞ。
















●サポート、サンプル
・Plugin Boutique Scaler2
・EVABeat Melody Sauce2
・loopmasters  loopcloud

●ボーカル
Crypton Future Media Piapro Studio 初音ミクV4X
YAMAHA VOCALOID6 初音ミクV4X
Dreamtronics/AHS Synthesizer V 花隈千冬AI

●インストゥルメント
・XLN Audio Addictive Keys Studio Grand
・UADx PolyMAX Synth
・Air Music Tech Xpand!2
・Arturia Pigments4
・Native Instruments kontakt7 - Session Strings 2

●EQ
・iZotope Ozone10 Advenced
・iZotope Neutron4
・iZotope Nectar3
・iZotope RX10 Standard
・W.A.Production TriVox
・BABY AUDIO Crystaline
・Plugin Boutique StereoSavage2



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?