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HATCHと私

中央通りに来ると、時間の流れが変わったような、違う世界に来てしまったかのような感覚に陥る。 平日にも関わらず、自分のイメージよりもまして賑やかな人通り。日差しを遮るようなアーケード街だが、とてもあたたかい空気が流れている。 そんな中央通りの一角に、'ここ'はある。 自分の身長の2倍くらいある、大きくて少し重い扉を開ける。 「プシュッ。」  ガラガラでもキューでもない、室内の空気がやっと出られたような そんな音。  中に入ると、ふわっと香る木のにおい、心がすっと落ち着く音

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