うちらのメインダンサー ファヌンの魅力 その3 「健やかさ」
ここまでの話
ここまで、「うちらのメインダンサー ファヌンの魅力 その1」では、何にでも自由に「なりきる力」を、「その2」では、好きな気持ちが原動力でありつづける「好きの力」を書きました。以下リンクを貼っておきます。
今回の「その3」は、私が常々感じるファヌンの「健やかさ(すこやかさ)」について書こうと思います。
自他ともに認める「ちっちゃくてかわいい」
以前のnoteでも書きましたが、身長168cmというのは、韓国の男性アイドルの中ではかなり小柄なほうです。もちろんワンアスの中でも目立って小さいです。けどそれを、ちっちゃくてかわいい、というチャームポイントとしてアピールし、ちゃんとそう周囲に思わせてるのが愛しいですよね。
高校時代は自分のニックネームをマカロンと言ってたこともあるそう。ちっちゃくてかわいいから、もしくは、small & expensiveだから…って。キュンです。もはやキュンでしかないです。
コンプレックスだった時期もあったのかもしれないし、今もいろんな思いがあるのかもしれないけど、この身長じゃなかったら今のあのダイナミックなダンススタイルじゃなかったかもしれないし、自分ととことん向き合ってきた人の明るさだと感じます。
自分のことが好き
ファヌンは自分のことが好きで、自分のことを好きなことを隠さないひとです。そして、自分を好きでいるための努力を惜しまない…
そこが、私が尊敬する「ギャル」に通じるマインドを感じるところです(私は自分はギャルではないけど、「ギャル」的マインドが好きです)。誰がなんと言おうと自分は価値ある存在だとする、健やかな自己愛を感じます。
(引用失礼します)
愛嬌&いたずら好きの甘え上手
かわいさを自覚してうまく使った甘え上手さがよく目につきます。メンバーたちに抱きついたり、抱えられたり、いじられたり、いたずらしてもかわいいから許してもらえるという自信があるようです(まあその通り)
引用元はこちらです。曲の冒頭からシャツのボタンをはずされる災難にあうソホがかわいい。ワンアスのリレーダンスはどれもとても楽しいのでぜひご覧ください。
ステージで見せる妖艶な姿とのギャップにひっくり返るほど、いたずらっ子の天真爛漫さが幼く見えることもあるんですよね。どうなっとるんや!?とビビる部分です。各種要素を盛りすぎなのです。
メインダンサー、ダンスリーダーとして
もちろんメインダンサーとしての役割は厳しさもあります。ダンスに関しては演者であり同時に振り付けや演出も担っています。メンバーの意欲を削らないよう励ましながらもチーム全体のパフォーマンスを上げること、そのため技術面を支えていることはもちろんのこと、ステージでは全体の方向性を決定づけ、鋭いダンスと表現力でパフォーマンスを引っ張っています。そして、たとえどんなに小さなステージでも決して手を抜かない、その姿勢をメンバーたちに率先して見せています。
下の動画は、同い年のゴニとともに事務所の後輩NXDの練習に訪問したコンテンツです。
ゴニとともに、ワンアスの中心世代98年生(通称クパルズ)が後輩NXDを親身に指導し励ましている姿は胸打たれるものがあります。チームとは…考えさせられるし、ああなんてちゃんとしてる人たちなんだろう…と私も励まされます。
「今」への集中力の高さ
正直この業界は競争も熾烈で、いろんな人がいろんなことを言ってくる雑音が多いのではないかと思うのですが、ファヌンが「自信のある音楽をする」からブレることなくベストを尽くす姿は尊敬する部分です。芯が強いなぁとたびたび思います。
ステージではあんなになんでもできるファヌンですが、メンバーからは、ダンス以外のすべての行動が遅いとか、なまけものだとか言われているようです。その凸凹もなんとも人間らしい一面ですね🤭
忍耐強さ
ファヌンが今年6月のインタビューで、自分を「忍耐力」と表現していたのが、こうしてしばらく見てるとしみじみ分かるんですよね。彼らが、小さなステージも大切に地道にひとつひとつ今まさに積み重ねている人たちだから、私も一足飛びに何か大きなことできなくても、ひとつひとつ着実にやってこう、という気持ちになるんです。
そして、ファンとしては、それがいつか報われてほしいなとも思います。
どこか達観している
ファヌンは、「ワンアスこそが甘い人生」
「苦みがあるからこそ、甘みが感じられる・・・」と、どこか達観したことも言っています。
デビュー後の彼らに降りかかった不運や苦難が、ある意味、人としての成長を促した面があるのかもしれないですね…泣
引用元はこちらです。
前々回のカムバック「Baila Conmigo」の制作エピソードです。ONEUSというグループが、作品のコンセプトを消化し、全員でクリエイションに関わっている職人たちであることがよくわかる優良コンテンツなので🥹よければぜひご覧ください〜
下は、今年8月に行われたウォーターボムという屋外フェス。
首筋にタトゥー風の文字が書かれているのですが、有識者によると首筋に書いてあるの c’est la vie なんですよね。「これが人生だ」……
また、下の動画は、ファヌンがワンアスの末っ子、シオンとともにMCを務めているラジオ番組での一コマです。(引用失礼します)
”私は時々、私が生きている生活が白昼夢のように感じられることがあります。 なぜなら、この職業自体が辞書的意味と同じだと思うんですよ。 満たされない欲望を満たすために非現実的な世界を想像すること、芸能界自体があまりにも非現実的でもあり、このような世界に憧れて想像しながら入ろうと努力しました 目標、夢、他の言葉で欲望がなければ、試みることさえ大変だっただろうし、絶対に満たされないことを知りながらも、続けて身を投げます。 どうですか、かなり似ていますよね? 私は白昼夢を深く見る時があって大変な時もありますが、私たちの友人たちも自らを白昼夢にさせる何かを必ず探してほしいです。 茨の道かもしれませんが、人生で一度は本人の胸で話す何かに向かって顔色を伺わずに駆けつけることができることを願います。 そうしてこそ何があってもうまくやり遂げることができるんですよ”
(一部抜粋papago翻訳)
自分の本当にやりたいことを見据えて「今」に集中しているファヌンが、ファンにもそう生きてほしいと言っている・・・これを胸に刻まないでいられましょうか。
アイドルはみなさんの人生の責任を負いません
「アイドルはみなさんの人生の責任を負いません」
この言葉は衝撃をうけました。
ファヌンがこの言葉がどういう文脈で言ったのかあまり知らないのですが、この言葉を聞いて端的に最高か!!!って思いました。そして、一番ファンを沼らせて人生狂わせそうな人が言ってるというのが「あなたが言う?」案件なのも味わい深いです。それでも、地に足がついているファヌンと同様、私は私の人生を生きなければと思わされるひとことです。
おわりに
子どもの頃に描いた夢、大好きなことを仕事にして、たとえ茨の道でも、ワクワクした気持ちでやり続けられることも、どんな結果が待ち受けていようと未練なく生きようと思っているのも、これが人生だとある種、達観しているのも、どれも簡単なことではないです。表現者としても職業人としてもふわふわのかわいこちゃんとしてもどれもドデカすぎる魅力です。そして、随分年上である私も、ファヌンのもつ「健やかさ」から良い影響を受けています。
「うちらのメインダンサー ファヌンの魅力」の話を「その3」に収めようと思って、今回のnoteは一番長文&激重ファンレターになってしまいました…
もしかしたら、この業界には、このような人は私が他に知らないだけで珍しくないのかも知れません。それでも、私にとっては特別ですし、彼は世間からももっと評価されるべき人だと思っています。
そんなわけで、だいすきな推しが過剰な人なので私も過剰さを恐れずに書いてみました。ここまでお読みいただきありがとうございました💝🙂↕️
おわり🐯
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