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音楽の教則本の留意事項

音楽の教則本には基礎的な事項しか書かれていないことが多い。
結局 奥義みたいなものは口伝と修練によってのみ身につく。

以前 音楽教則本の問題について記したが、同じテーマを
もう一度リライトしようと思う。
主張は前回と同じです。ただし主張への角度を変えることに
挑戦しようと思います。


レベルが高ければ良いということではない

音楽理論について、詳しく説明していくと
ある段階から理解できる人が、少なくなり
その段階を超えたものは、本として売れない
という話を聞きました。
私自身も修行中ですが、理解はなかなか進まず、
なんとか現状のところまできましたが、
理解していくことは
困難であることの実感から
難しい内容の書籍は必要とする人が少なく
売れない事が予測される。
なので 売られている教則本は基礎的な内容が多い。

今もう一回読んでみると・・・

現在の見解で以前読んでいた本の内容を吟味すると、
何とか平易な言葉を使い、成果が実感できるようにと
作者の工夫を感じます。そしてある特定の本を読んだりして
次の日から上手くなることはないだろうと思っている。
基本的には内容を入れ込みそれを体を使って演奏に、
無意識に入れ込むまでに一定の修業期間は・・・
私には必要でした。

改めまして結論

音楽教則本は商品であるので、
売れるように読んだ人間が効果を感じないと
商品として成立しない。
理解できない人が少なくなるような、
難解で複雑な域の内容は書けない。
しかし 本当に心地よいプレイをするためには、
どうしても高度な理解やそれを再現できる技量が必要だ。
音楽教則本の特性や背景を理解して、
必要な修練を自ら取捨選択する必要がある。
私が主張したいのは、音楽教則本は必要だと思う。
しかし その根底にあることを理解していないと、
目標に到達しないように感じる。




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