ハンちゃん@TOMOKOI

学生時代に特に存在する、友達以上/恋人未満な関係を描いた、拙い官能小説を投稿して行きま…

ハンちゃん@TOMOKOI

学生時代に特に存在する、友達以上/恋人未満な関係を描いた、拙い官能小説を投稿して行きます。※この物語はフィクションです。ネタが尽きるまで続けます。

最近の記事

友達以上恋人未満② M 【序章.上から目線の彼女】

【序章.上から目線の彼女】 「好きな人いるけど、ハンタことも好き、そんな中途半端な気持ちでも良いなら付き合って欲しい」 放課後に、面と向かってこんな事を堂々と宣言された。 ギリギリ白昼堂々というやつだ。 西陽の差す校舎の三階にある、解放されている臨時用教室の片隅に呼ばれて会ったら、開口一番。 僕は一瞬、何の話か理解出来なかった。 なので聞き返した。 「えっとさ…ん?告白?俺に?」 「そう、かな。一応」 「え…好きな人いるじゃん、一個上の先輩」 「うん。それは変

    • 友達以上/恋人未満①Iちゃん 【終章.淡い約束】

      前の話☟ 夢中になっていた。 夢中になっている事に気付かない位、夢中になっていた。 快感を与えている事に。 喘ぎ乱れていくIちゃんに。 自分のしている事の異常さに。 奥から溢れてくる初めての味に。 夢中になっていた。 携帯が着信して初めて夜になっている事に気付いた。 「あれ?俺の携帯だ」 「ん…誰?親?」 「親だ…うわもう19時過ぎてた…」 「出ないとだよね」 「ごめん、ちょっと出るね」 電話に出たら親が激怒していた。 何処で何をやってるのか、夕飯はいる

      • 友達以上/恋人未満①Iちゃん 【4.夜になっていた】

        前話はコチラ☟ 服を捲り上げ、ブラが顕になる。 大きいとは思っていたけど、立派な胸がそこにはあった。カップの事は詳しくなかったが、手で覆えるようなサイズではなく、りんごのように前にせり出ていた。先程シャワーを浴びて来た時に、髪以外を洗っていたのか、白い肌から果物のような良い香りがする。 「あんまりジッと見ないで…」 「暗くてハッキリ見えないから大丈夫」 「絶対ウソ、ハンちゃんの顔ハッキリ見えるもん」 「じゃあ見ない、見ない代わりに…」 Iちゃんの顔を見つめながら、

        • 友達以上/恋人未満①Iちゃん 【3.舌の味】

          【3.舌の味】 Iちゃんの家は、ザ・普通のよくある一軒家だった。 庭の植木が綺麗に整っていて、我が家みたいに新築では無かったが、よく手入れされた家だと思った。 「おじゃまします」 「誰も居ないんだってば(笑)」 「まぁ、一応ね…」 「私の部屋はこっちだよ」 案内されて2階のIちゃんの部屋へ。 女子の部屋は初めて来る、正確には女子の部屋に1人で来る事が初めてだった。何とも言えない甘く良い香りがする。部屋は綺麗に掃除されていたけど、どこか男子が好きそうな物も目に映る。

        友達以上恋人未満② M 【序章.上から目線の彼女】

          友達以上/恋人未満①Iちゃん【2.席替え】

          前話はコチラ☟ 【2.席替え】 そんな環境の中、程よい緊張感と高揚感、少しずつ話せる顔見知りが増えてきて、だんだんと冗談混じりにコミュニケーションが出来るようになってきた頃、席替えが行われた。 「宜しくね、ハンタ君!」 ハンタ君は小説内での俺の名前である。勿論本名ではない。これが本名なら親を恨んでいるだろう。 「宜しく、えと…Iさん!」 Iちゃんは、同じクラスの活発なリーダー的女子。 少し男勝りな所もあって、負けず嫌い。だけど底抜けに明るい表情や振る舞いから、男女

          友達以上/恋人未満①Iちゃん【2.席替え】

          友達以上/恋人未満①Iちゃん【1.序章】

          友達以上、恋人未満① 初めての女子友達、Iちゃん 【1.序章】 「今度の学校は〇〇中学校になるよ」 俺が母の用意してくれた朝飯を食べながらニュースをボケっと見ていると、母が転校先の学校についての話を切り出してきた。 俺が中学生1年生だった当時、土地が安い地域に親が家を建てる事になり、転校する事になった。 転校先の学校は、生徒数も地域では1番多く、マンモス校などと呼ばれていた。 「〇〇中学かー、ドキドキするな…」 転校する迄は自分の容姿を磨く事もしていなかったが、多

          友達以上/恋人未満①Iちゃん【1.序章】