松本凜

物書きして投稿していきます。 エッセイ/小説

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こどものつぶやき 子どもたちがつぶやいたことをまとめました ㉛

子どもたちがつぶやいた言葉を記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。 名前は仮名にしてあります。 花歩7歳 樹(いつき)5歳のつぶやき クリスマスが近づいたある日、花歩と樹が話しています。 花歩「ねえ、サンタさんって何人いるんだろう」 (これは真剣に考えている) 樹「88人じゃない?」 (分かってない) 花歩「世界中にプレゼント配るんでしょう?」 (なお、考える) 樹「3人じゃない?」 (全然分かってない) 花歩「そんな少なくない!    世

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      子どもたちがつぶやいた言葉を記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。 名前は仮名にしてあります。 樹(いつき) 5歳のつぶやき 樹が台所で歌っています。 樹「♪ あるーひ あるーひ    もりのなっか もりのなっか    くまさんに くまさんに    であーった であーった    はなくっそ もりのなかー     くまさんに であーった はなくそもり!? うえー               (●'◡'●) 樹の変な歌 その2 樹「♪ ジャング

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        子どもたちがつぶやいた言葉を記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。 名前は仮名にしてあります。 樹(いつき)5歳のつぶやき 樹が人形をいじって独り言を言っています。 樹「こわれてしもた。   しもたがないか。   しもたがないか。   しもたがないか。   しもたがしむよ。   ぞよ。   が。   らっぱ。   もげらがらっぱ。   ヘムヘムケーとブルドンザーとネコネコネーコとツルツルツール   おまえどうしてしってるんだ」         

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          子どもたちがつぶやいた言葉を記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。 名前は仮名にしてあります。 樹(いつき) 5歳のつぶやき (昔、超~という言い方が流行ったことがあります。その時の思い出です) 樹は最近、何にでも「超」という言葉をつけたがります。 「超、おもしろい!」とか、「超、もったいない!」とか。 気に入ると、「超、いい!」 単独で、「もう、じゃまだなあ、超!」と、訳の分からない使い方をしたりしています。 この前、ランニングシャツで腕回

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          こどものつぶやき 子どもたちがつぶやいたことをまとめました ㉗

          子どもたちがつぶやいた言葉を記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。 名前は仮名にしてあります。 樹(いつき) 5歳のつぶやき 雪の中を車で走っていました。 フロントガラスに雪があたります。 樹「ゆきがパンパンはねて、   どんどんすすんでるね。   ゆきがちらかってるね」 子どもなりの素直な表現力だと思いました。 確かにそんな感じだね。              (●'◡'●) ある夏の日、車の中は異常な暑さ。 樹が車に入ると言いました。

          こどものつぶやき 子どもたちがつぶやいたことをまとめました ㉗

          こどものつぶやき 子どもたちがつぶやいたことをまとめました ㉖

          子どもたちがつぶやいた言葉を記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。 名前は仮名にしてあります。 (弟ができてから、花歩は自分のことを姉ちゃんと言うようになりました) 花歩 7歳のつぶやき 花歩が朝、大忙しで学校の用意をしながら言っています。 花歩「姉ちゃんの手が、7こあったらなあ。   服を着ながら、用意をしながら、   ハンカチとティッシュをポケットに入れながら、   くつしたをはきながら、名ふだをつけるのに」              (●'

          こどものつぶやき 子どもたちがつぶやいたことをまとめました ㉖

          こどものつぶやき 子どもたちがつぶやいたことをまとめました ㉕

          子どもたちがつぶやいた言葉を記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。 名前は仮名にしてあります。 (弟ができてから、花歩は自分のことを姉ちゃんと言うようになりました) 花歩 7歳のつぶやき テレビで「激走戦隊カーレンジャー」が始まった日、 さっそくカーレンジャー商品のコマーシャルがやっています。 花歩、非常に驚いた様子で、 花歩「もうやってる!    コマーシャルって、聞きつけるのが早い!」                 (●'◡'●) ジャン

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          こどものつぶやき 子どもたちがつぶやいたことをまとめました ㉔

          もうずいぶん昔のことになります。子どもたちがつぶやいた言葉を記録していましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。名前は仮名にしてあります。                (●'◡'●) 花歩 7歳のつぶやき 母が、「ほうれん草、食べなさい。ポパイみたいに元気いっぱいになるよ」と、ほうれん草を出すたびに言っていました。 ある日、花歩がボソッと、 「……ポパイはさ、  ほうれん草を食べようっていう  マンガなの?」            (●'◡'●) 花歩、

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          カッコ閉じの直前に句点はつけるのか

          西加奈子さんの「くもをさがす」を読みました。 小説はとてもよかったのです。 異国の地で癌になり、それがちょうどコロナの流行とかなさり大変な苦労をされたこと。 それがただ辛いだけではなく、強く周りは優しく時々は自分も弱く、西加奈子ワールドがとてもよかった。 だからこれは小説についての文章ではありません。 文章の書き方でひとつふたつ気になったことがあったので書いてみます。 それは鍵(かぎ)カッコの中(カッコ閉じの直前)に句点をつけるかということです。 例えば、 「おもしろいなあ

          カッコ閉じの直前に句点はつけるのか

          右から左へ登っていくエスカレーターです。「歩かないで」と書いてあります。歩かないで?

          エスカレーターに乗っていたら、ひとつの用紙に1文字の大きい字が次々と出てきて、「歩、か、な、い、で、!」 とあるではありませんか。 !(びっくりマーク)までつけて、もう必死の様子で、歩かないで! と言ってきます。 そんなん言われたら走りますよね。 え? 歩いたらだめなの? きゃー! 走らなきゃ と思って。   写真を撮り忘れましたが、最後の1枚には、 「お願いします 駅長」 なんて書いてあるのですよ。 そんなん駅長さんにお願いされちゃっても、 と驚くわけです。   当然これは

          右から左へ登っていくエスカレーターです。「歩かないで」と書いてあります。歩かないで?

          認知症の人に怒っちゃだめよ

          ちょっとした話をします。 ちょっとやっちまった話です。   前にも書きましたが、私はゲーム実況を見るのが好きです。 ハマっている人がいて、その人の実況ライブはできる限り参加してコメントも打って、若い子に混じって楽しんでいます。 さて、私の中にそんなことをしている自分が、ゲーム実況に参加したいがために時間を異様に気にしている自分がちょっと恥ずかしいと、そういうのもありました。   最初から話しましょう。 その日は、90歳になる母のところに来ていました。 母と喫茶店に行ってモーニ

          認知症の人に怒っちゃだめよ

          昔飼っていた猫と今飼っている猫がそっくりな件について

          「昔飼っていた猫の思い出」お読みくださった皆様、長くなってしまいましたがお読みくださりありがとうございました。 心より感謝いたします。   さて、「昔飼っていた猫の思い出」に載せていた写真ですが、あれらは全て昔の猫(ミューといいます)の写真です。 それ以前に私はnoteに猫の写真をあげていたことがあります。 その猫は、今飼っている猫(名前はみかんといいます)です。 全く同じ柄なので読まれた方が混乱したのではと思い、おわびというか、おわびではないのですが、お知らせを書いていま

          昔飼っていた猫と今飼っている猫がそっくりな件について

          昔、飼っていた猫の思い出 ⑧

          昔、飼っていた猫は12歳で腎不全を患い、死んでしまいました。その思い出の記録です。 猫は、腎不全で死の宣告を受けてから4カ月生きました。もう命が尽きようとしています。           🐈‍⬛     🐾 明け方、猫が布団の上でおしっこをしたので、夫と片づけていた。 猫は立ち上がって、そしてそのままバタンと横倒しになった。 横になったまま立ち上がれないでいる。 ふらふら立つと、またバタンと倒れてしまう。 だめかも。今度こそだめかも。 たぶん夫もそう思った。 おし

          昔、飼っていた猫の思い出 ⑧

          昔、飼っていた猫の思い出 ⑦

          昔飼っていた猫は12歳で腎不全を患い、死んでしまいました。その思い出の記録です。 猫は5月に腎不全で死の宣告を受けました。1か月後、まだ生きています。            🐈‍⬛        🐾 6月中頃、猫は下痢をするようになった。 しょっちゅうくさい下痢をする。 廊下に。 たれ流しだ。 夫は、くさいなあと嫌がった。 吐いたと言えば手伝って、下痢をしたといえば手伝ってと二人で後始末をしていたせいか、多少うんざりしていたのかもしれない。 夫は私が猫に注射器でごはんを

          昔、飼っていた猫の思い出 ⑦

          昔、飼っていた猫の思い出 ⑥

          昔飼っていた猫は12歳で腎不全を患い、死んでしまいました。その思い出の記録です。 猫は腎不全で死の宣告をうけ、入院から帰ってきました。              🐈‍⬛ 🐾 1日、2日、猫は家で過ごすうちにだんだんいい顔になって、よたよた歩きまわるようになった。 心なしか元気。 自分で水道から水を飲んだ。 ご飯は注射器の先を切ったもので口に入れてやった。 そんなふうに少しだけ日は過ぎた。 猫は家の中を歩き回るし、口から流動食を流し込んでやれば食べるし、水も飲む。いい顔を

          昔、飼っていた猫の思い出 ⑥

          昔、飼っていた猫の思い出 ⑤

          昔飼っていた猫は12歳で腎不全を患い、死んでしまいました。その思い出の記録です。 猫は12歳になりました。 「腎不全の思いやつです」と医者が言った。  他にも悪いところがたくさんあると言った。  手遅れかもしれない。  治療法はない。  よくはならない。  嫌な言葉が耳にぎゅうぎゅうと押し込まれる。 「もう死んでしまうということですか」  私が聞いた。  涙が出てしまって、うまく聞けなかった。 「やれるだけやってみましょう。傷ついた腎臓は元には戻らないのです。正常な部分が

          昔、飼っていた猫の思い出 ⑤