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サルコペニアって知ってる?

サルコペニアとは、筋肉量の減少と機能の低下を意味する言葉です。

あらゆる体の機能に関わっているタンパク質が足りなければ、様々な不調が引き起こされます。
慢性疲労はもちろん、肩こり、腰痛、下痢、冷え性、むくみ、貧血などの原因がタンパク質不足ということもあります。

このタンパク質不足が「サルコペニア」を引き起こしているのです。
筋肉量が減れば身体機能が低下し、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病のリスクも高まります。

特に高齢者のサルコペニアは、加齢による筋肉減少に加え、食欲が落ち、十分な食事が摂れなくなることで加速します。
この負の連鎖をフレイルティ・サイクルといい、やがては寝たきりになってしまうこともあります。

出典:「知識ゼロでも楽しく読める!たんぱく質のしくみ」西東社


恐ろしいことに、サルコペニアは気づかないうちに進行してきます。
飽食の時代、十分に食べているつもりでも、タンパク質不足があり、実は栄養失調状態という人が結構いるのです。

サルコペニアの兆候を見逃さず、適度な運動やタンパク質を意識した食事を心がけましょう。


出典:「知識ゼロでも楽しく読める!たんぱく質のしくみ」西東社


私は今年の7月からパーソナルジムに通っています。筋トレを始めようと思ったのは、退職後に感じた体力・筋力の衰えからです。

退職後、起業を目指して家でパソコン作業する日が続きました。メガビタミン療法を続け、朝のウォーキングを日課にしているにも関わらず体力・筋力の低下は日常のちょっとしたことで感じるようになりました。

例えば、家周囲の草刈りを1時間やっただけで、疲れ果てる。瓶の蓋が開けづらいなどなど・・・

思い返せば、在職中は、毎日往復1時間強の車通勤でしたし、毎朝、生徒と挨拶運動に立っていたなど、あらゆる場面で筋肉を使っていたことがわかりました。

そこで、筋肉美を持ち毎日生き生きしている息子たちを見習い、自己流ではなくトレーナーに習って効率よく筋肉をつけるのがいいのではないかと考えました。

ジムで最初のヒアリングの時に体組織計で全身の体脂肪や筋肉量などを調べます。

左右の腕や足それぞれのデータが表示された時に、左右差があることが分かりました。
利き手ではない腕が筋肉量に差があるのはなんとなく分かってはいましたが、足にも左右差があったのは驚きでした。

実際、トレーニングをするときにそれがよく分かりました。利き手ではない左側は回数をこなせないのです。
トレーニングの前半は左右差はないのですが、10回3セットのうち、最後の3セット目で踏ん張りが効かないという場面が何度もありました。

そのたびに、左手がんばれ!左足がんばれ!と心の中で叫んでいます笑

筋肉を育てる、維持するのも日々の努力が大事だと痛感しています。

サルコペニアは予防できるものなので、タンパク質をしっかり摂ってまずは大股で歩くことから始めてみませんか?

参考文献:「知識ゼロでも楽しく読める!たんぱく質のしくみ」西東社

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