2024年5月7日

生憎の雨だった。雨の日はいつも身体が気怠い。
先週図書館で借りた下の本を少し読み進めた。

今日読んだところは「過剰な一般化」について書かれていたところだ。
「一般化」や「主語が大きい」という言葉は良く聞くが、あんまりハッキリと意味を理解していなかった。少しだけこの本を読んだおかげで分かった気がする。
僕もメンタルに余裕が無いときは、主語が大きくなっていた気がする。
上司だったAさんに何度か指摘されただけで「上司のAさんはネチネチと細かくて嫌な人」と一般化して、自分の中で勝手にモンスター化させてしまっていた。
一度モンスター化させてしまうと、自分の中では"敵"になってしまう。
なるべく攻撃を受けないよう避ける・・・つまり、怒られないようにすることが仕事の目的になってしまう。
そうなると、何も楽しくなくなり能動的に動けなくなる。
下手に動いて隙を見せるより、ただただ言われたことをやる「いのちだいじに」作戦となってしまう。
少し脱線してしまったが、今後こういった「過剰な一般化」に陥りそうなときは、主語だけじゃなくて述語にも気を付けようと思う。
上司の例で言うと「ネチネチと細かくて嫌な人」という部分だ。
その指摘は僕のことを攻撃しようとしたものではなく、成果物の状態に関してのことである。
そもそも、細かい人が嫌な人というのはそれこそ「過剰な一般化」をしている気がした。僕の中ではそうかもしれないが、仕事をする上ではある程度の品質を保つために、細かいチェックというのは必要なことだ。
この「過剰な一般化チェック」は物事を客観的に見るための、そして自分の中で出した結論に対して「本当にそうなのか」を考える手段のひとつかもしれない。

こんな面白くて素敵な本を書いてくれてありがとうございました。

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