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逆算思考のススメ~C=A+Bが効率がいい理由~

逆算思考、つまり結論から入るアプローチが効果的だという話をしたいと思います。結論を先に述べることで、理解のスピードが上がり、コミュニケーションや思考の効率が向上するからです。たとえば、数式で表すと「A+B=C」よりも「C=A+B」としたほうが、見た瞬間に結論がわかるため、伝わりやすいです。

この考え方は、会話や思考においても同様に有効です。具体例として、「北海道の十勝に旅行に行ったんだよ。電車と飛行機とレンタカーを使って」と伝えるほうが、「電車と飛行機とレンタカーを使って、北海道の十勝に旅行に行ったんだよ」と言うよりも結論が先にわかり、受け手は話の内容を理解しやすくなります。

思考の場面も見てみましょう。たとえば、営業活動を考えると、「C(顧客の要求)=A(価値構築)+B(価値構築)」といったように、まずC(結論=顧客のニーズ)を最初に明確化した上で、そこに必要な要素(AとB)を組み立てていく。この順番のほうが、結果に直結したアプローチができ、判断も早くなります。

「C=A+B思考」は、次の4つの利点があります。

  1. 話しやすい:結論が先にあるため、後から説明を補足しやすい。

  2. 理解しやすい:受け手が最初に結論を知るため、途中で混乱しにくい。

  3. 間違えにくい:結論が見えているので、全体の構成を考える際にブレにくい。

  4. 作業性が良い:結論に向かって必要な要素を揃えていくため、無駄がない。

このように、思考やコミュニケーションにおいては、「C=A+B」のアプローチを意識することで、作業の効率も飛躍的に上がると思います。以上が、今回お伝えしたかった内容です。ぜひ、皆さんの日々の仕事や会話で試してみてください。


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