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意外過ぎる今生の天命~タントラマンへの道(第17話)
精神世界の指導者!?
この世に生まれてくる前の段階で、今生の目的や計画を作って来るという話はよく耳にする。
でも、本当にそうなのかはわからない。
なにしろ記憶が残っていないのだ。ただ、記憶が無いということは、それが真実である可能性もあるし、全くのデタラメであることも否定できない。
今までだったら「ありえない!」と一蹴していたかもしれないが、今回はとりあえずなんでも受け止めるつもりだったのは前述した通り。
というわけで、突如として、タントラマンの今生の人生の目的は「精神世界の指導者」として人々を導くことになってしまったのだ。
しかし、それにしても、タントラマンにとってはこれほどまでにも想定外な目的もない。
なにしろ子供のころから現在に至るまで、教師やリーダーというのは一番やりたくない、なりたくないものだったからだ。
とにかく人前に出ることが大嫌い、パブリックスピーキングなんて恐怖でしかない。自己紹介すらまともにできたためしがない。というかそんな機会すらほとんどない。
指導や教育の経験も、犬に「お手」や「お座り」を教えたことがあるくらいだし。
(つづく)
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