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行方不明のツインレイ~タントラマンへの道(第13話)

失われた記憶

相思相愛だったハズの彼女とともに地球を見下ろしながら、「さぁ、いよいよ憧れの地球に舞い降りる時が来た!」と意気込んでいたのだが・・・。
そこから先の記憶が全くない!

地球上では生物の肉体に宿って現在まで生きてきたのだとすると、初めて地球にやってきたときからは既に数えきれないくらいの肉体を乗り換えてきたハズである。
しかしながら、ひとつ前の前世の記憶すら蘇った記憶は今生では皆無なのだ。
彼女も同じように転生を繰り返しながら、地球のどこかで今も暮らしているのだろうか?
それとも、もう地球を去ってしまったのだろうか?

いや、それは無いハズ。なぜなら、我々はプレアデスに帰る方法を忘れてしまった「忘れちゃった族」の子孫なのだから。

それとも、彼女は可愛すぎたから他の宇宙人に誘拐されてどこか他の星に行ってしまったなんてこともありえる?

あるいは! そもそも地球に来た時にはフワフワな雲のような存在だったのだから、地球上では必ずしも人間の肉体に宿ったとは限らないのかも!?

(つづく)



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