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ツインレイ? おまえがか?~タントラマンへの道(第123話)

TM:あっ!!! あれっ?

蘭:どうしたの?

TM:ここはどこ? わたしはだれ?

蘭:何をしょうもないこと言ってるの?

TM:キミはだれだね?

蘭:もう! 全然面白くないからやめて!

TM:いや、もちろん半分冗談なんだけど、半分は本気なんだよ。

蘭:どういうこと?

TM:蘭ちゃんと初めて会ったのっていつだっけ?

蘭:その話はこの前したじゃないの! ええねん♪くんのインタビューに来た時よ。覚えてるでしょう?

TM:その時から蘭ちゃんだった? 別人じゃないよね?

蘭:うん。ずっとわたしだよ。

TM:ホントに? こんな美人だった?
正直に言うけど、蘭ちゃんはほぼ僕の理想のタイプだよ。
ほぼっていうのは、その、性格というか態度っていうのかな、
もっと奥ゆかしい雰囲気だったら完璧だったんだけど、
それ以外はこれ以上望めないくらい!
これまで会って来た中で・・・

蘭:それもこの前言ってたじゃない! で、その理由って言うのは、
神様がそのように仕組んでくれていたのよって説明もしたはずよ。
TMさんが女性の外見に惑わされて失敗しちゃうことが多いから、ホンモノのツインレイに出会った時には外見に関する情報がちょっとだけ変換されて伝わるようにしてくれてたのよ、神様が。
あ、もちろん、TMさんと何回も男女の性エネルギーを交換し合ってきてるから、アレの美容効果で実際に綺麗になったのも確かだけどね(笑)。
だから、最初にあった頃とは本当に別人と言ってもおかしくないくらい変わってるかもね。

TM:そうだったのか。いや、僕は、心臓の手術の際、全身麻酔をかけられたんだけど、1回ではうまく行かなかったから2日連続で全身麻酔をかけられて2回目の手術を受けたんだ。そのせいかどうかはわからないんだけど、時々記憶がおかしくなるみたいなんだ。
事実と空想の区別がつかなくなったり、時間の前後関係が入れ替わったりするみたいなんだよね。

蘭:えぇっ!? それって大丈夫なの? 頭おかしくなってるってことでしょう?
 
TM:多分、大丈夫なハズだよ。きっと、これも今後必要になってくる状態なのかもしれないし。つまり、新しい能力が開花する予兆なのかもしれないってこと。そして、現時点ではまだその能力のコントロールが完璧に出来ていないだけってこともありえるしね。
もちろん、ただ単に脳が障害を負ってしまったなんてことも無きにしも非ずなんだけど。

で、蘭ちゃんと僕はツインレイってことか。
言われてみれば確かにそうかもな。
ビジュアル的には完璧だし、性エネルギーの相性もピッタリだからなぁ。
後は性格がもう少し・・・・

蘭:性格は『今は』この方が良いんだってば!
これも神様の深遠な計画、セッティングの一部なんだから。

TM:そう言えば、心臓手術の後でチャネリングをしてもらった時、ツインレイとはまだ出会っていないって言われてたけど、蘭ちゃんがツインレイだとしたら、その条件にも当てはまっているからな。

ってことは、やっぱり、蘭ちゃんツインレイ説は正しいっていう可能性は崩れていないね。

蘭:もう、いい加減、観念したら?(笑)

TM:そうだな~。だとしたら、もっと劇的な再会を用意しておいて欲しかったな。
出会った瞬間に「ビビビッ!!!」ってなるような。

蘭:だから、それだと失敗してたんだってば!(笑)
そのことも、この前説明したと思うんだけど。
忘れちゃったの? 本当に脳がおかしくなってるんじゃないの?

それにさぁ、十分に劇的だと思うけどな。
だって、ある日突然、愛犬ええねん♪くんが人間から真面目にインタビューされることになったんだよ。そんなことは普通はあり得ないし、しかもインタビューするのはTMさんにとって理想のタイプの女性なのよ。そんな都合が良いことなんてありえないでしょ?

TM:う~~~ん、、、、。今、この瞬間は現実なんだろうな?

蘭:えっ!? 何言ってるの? この世は「色即是空」だって教えてくれたのは誰よ?
TMさんじゃないの!

TM:もちろん、そうだよ。

蘭:じゃあ、なんでそんなこと言うの?

TM:いやぁ、こんなことってあり得るのかぁ! って感動してるんだ!

蘭:そんなに感動しているんだったら、十分に劇的な出会いっだって感じている証拠じゃない! なんだかんだ言ってもさ!(笑)


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