見出し画像

妄想か? 閃きか?~タントラマンへの道(第142話)

愛麗:立禅から揺りに移行してみて、何か感じたことある?
あたしはねぇ、両手を外側に広げてる時には両手を閉じる方向に、両手を閉じる動きをしている時には逆に外側に引っ張られるみたいな感じがしたよ。

ワン:へぇ~、そうなんや。オレは外側に動かしている時にも内側に動かしている時にも抵抗を感じるような気がしたけどね。

二人に共通しているのは、二人とも動かす方向とは逆方向の力を感じたってことかな?

愛麗:そうね。あたしの方が反対方向の力を強めに感じたってことかな?

ワン:そう言えば、氣功に興味を持った時に、最初に練習する「氣の球作り]
をやろうとしたけど、どうも感覚がつかめなんったからすぐに諦めてしまった経験があるんやけど、今回感じた感覚は、「氣の球作り]
で感じるハズだったものに近いか同等のものなんちゃうか? って気がしてるねん。

愛麗:え!? ということは、ずぅ~~~っとつかめなかった氣の間隔が感じられるようになったってこと?

ワン:いや。まだ確信には至ってへんけどな。ただの氣のせいかもしれんし。「気のせい」か。日本語ってホンマに「気」のつく言葉、多いよな。
きっと、昔の人は普通に気を感じたり操ったりできてたのかも知れんな。

愛麗:今の段階ではまだ気のせいで良いんじゃない? 本当に感じてるかもしれないのに疑ってしまって否定して「感じない」って言うよりは、「もしかしてこれかな?」って少しでも感じるようなら、その感覚を信じているうちに本当に感じてるんだって確信に変わるのかもよ?

ワン:そやな。まだ一週間も経ってへんねんからな。
それに、まだまだ集中力が足らんわ。
途中で妄想っていうか雑念が湧いてくるねん。

愛麗:あたしも! ねぇ、ワンちゃんの妄想ってどんな感じ?
あたしのはねぇ、28万8千年前に地球に来た時のことについてなの。
ワンちゃんが、チャネラーさんに教えてもらったって言う話よ。
28万8千年前にプレアデスから来たって言われたんでしょう?
それがなぜだか知んないけど頭に湧いてきたの。
ねえ、実際に28万8千年前の地球ってどんなだったかって知ってる?

ワン:えぇっ!? 愛麗もそのことを?
オレもやねん。オレも、28万8千年前に地球にやって来た時のことがなぜだか浮かんで来てん。

で、28万8千年前ってどんなだったか? 実は、つい最近まで調べたことなかったんや。
どうせ口から出まかせ言うてるんやろ、くらいにしか思ってなかったからな。
けど、話のネタくらいにはなるかなと思って、事あるごとに触れてはきたんや。
で、今回、臨死体験をしてからは、その「プレアデスからやってきた説」を信じてみたらそれなりに面白そうかもしれんなぁって思い始めたから正式に採用してみることにしたっちゅう訳や。
しかも、その時一緒に地球に来た存在が居たんやけど、そいつと一緒でないと達成できない使命があって、それを達成するのが今生の目的ということになってるねん。
そして、「そいつ」っちゅうのが愛麗やねん。

あ、そうそう、それで、28万8千年前の地球や人類のことを調べてみたんや。
ざっくりと石器時代かな? って思ってたけど、現時点では旧石器時代は20万年前からってことらしいから、オレたちが地球に来たのはそれよりももっと前っちゅうことになるねん。
オレたち現生人類の最古の証拠は20万年前のものらしいで。

愛麗:えぇ!? じゃあ、あたしたちは、旧石器時代よりも前に地球に来て何をするつもりだったのかなぁ?

ワン:オレはただ単に、地球っていう美しい星に遊びに来たつもりだったのに、何らかのトラブルに巻き込まれてしまった結果、プレアデスに還る方法を忘れてしまったという説を採用しててんけどな。
でも、もっと秘められた目的があったような気がしてきたんや。

愛麗:ねぇ、その頃の人類ってどんな姿だったのかしら?
今とそんなに変わらないの?
それとも、もっとお猿さんみたいだったの?

『2001年宇宙の旅』っていう映画の冒頭でさぁ、
お猿さんみたいな動物が武器を発見(発明?)して喜ぶシーンがあるけど、
あのお猿さんみたいな姿をしてたのかしら?

ワン:いやぁ~~、あれはもっと前なんじゃないかなぁ?
オレたちが来た時には、もっと今の人間に近い姿になってたと思うけどね。

愛麗:良かった! あたし、あんな毛むくじゃらのお猿さんみたいになるの嫌だもん(笑)
でもさぁ、あたしたち、プレアデスから来て地球では何やってたの?
現生人類に乗り移って生きてきたのかしら?
しかも、何万世代にも渡って肉体を乗り継いで生きてきたの?

ワン:いや、多分、最初は現生人類に乗り移るハズでは無かったか、乗り移ったとしても、自分たちは本当はプレアデス星人だってことをちゃんと覚えていたし、乗り移った目的ももちろん明確に意識していたハズなんだ。

愛麗:あっ! もしかしたら、『2001年宇宙の旅』にも出てきた「モノリス」と関係あるのかな?

映画の中では、モノリスが人類の進化に関わっているように描かれていたでしょう?

今、思いついたんだけどさぁ、あたしたちは「モノリス」だったんじゃない?
映画の中ではあんな「黒い板」として表現されていたけど、実際はもっと目に見えないようなエネルギー体なんじゃないの?
ワンちゃんだって、金色に輝くふわふわだったわけでしょう?

ワン:なるほど! じゃあ、オレたちは、人類の進化になんらかの影響を与えるためにプレアデスから派遣されてきたのかもしれないってことか!?

で、オレたちが派遣されてきたのは、一番初めでは無かったのかもしれないね。

遣唐使みたいに、第n次地球派遣隊 としてやってきたんとちゃうかな。
最初の地球派遣隊は、それこそ『2001年宇宙の旅』の冒頭の時代でさ。

愛麗:最初の派遣隊が人類に武器をもたらしたのだとすると、あたしたちの派遣目的は何だったのかしら?

ワン:うん。「地球に来た目的は、ツインレイと共に性の神秘を解き明かして・・・」って思ってたけど、それで間違いなさそうだけどね。

愛麗:それはそうなんだけど、モノリス的な存在として地球にやって来たのに、いつの間にか人間になっちゃったのはどうしてなのかしら?

ワン:うん。まぁ、その辺りのことに関しては、修行が進むにつれてだんだん分かってくるんとちゃうかなぁ? 知らんけど。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?