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人生で初めての成功体験:大学院合格

自分の中で、これは成功体験だなと思うことはありますか?
私も数少ないですが、過去を振り返って初めて自分の想像を超えた
成功体験が大学院合格でした。

自己紹介学歴編
https://note.com/quick_flea7639/n/ne7ce35ca8743

で書きましたが、大学受験では、偏差値55くらいしかないのに現役の時は六大学しか受験しませんでした。そして浪人時は13校受けましたが、受かったのは夜間の二次合格でなんとか大学に入れました。その前も中学受験を失敗、高校受験では志望校から一つ落として受験。決して成功したとは思えない状況です。
大学卒業時に就職したくなかったので、大学院を受けました。10校くらい。結局大学受験と同じで全て落ちてしまいました。そしてここで無謀にも大学院受験浪人をすることにしました。
大学受験と違って大学院受験には赤本とか問題集はありません。
そして浪人する時に決めたことがありました。それは

行きたい大学院だけ受けよう

です。当たり前ですか?皆さんにとって。すいません、私はこれまでたくさん受けたらどれか受かると思って沢山受けてきましたが、大学院浪人で初めて受験先を本当に行きたかった二人の先生に絞ることしました。大学院受験は英語と専門分野についての問題と論文でした。英語と専門分野については大学院まで取りに行き、過去問をもらってひたすらやりました。英語は英検の勉強をしました。実家を離れ、大学は東京で一人暮らし。そのまま東京で大学院浪人。アルバイトはしていましたが、流石に残り2ヶ月はアルバイトもやめ勉強に専念しました。1日で話す言葉はコンビニで

「お弁当温めますか?」
「はい」

のやりとりが続きました。全く受かるイメージもなかったのですが、なんと!一校合格できてしまったのです。その大学院は高台にあり、眺めが良く

「ああ、こんな学校に通えたら気持ち良いなー」

と正門から海に向かって見たことを今でも覚えていますが、なんと実現してしまったのです。ただしやっぱり私の人生なのでちゃんとオチがあります笑。大学院に入ってからはストイックな天才達を目の当たりにする日々でした。その分野の最高学府だったので、賢いにもかかわらず、そんなことを鼻にかけることも一切ないまま1週間で500冊英語の本を読む先輩がいたりしました。結局中途半端な気持ちで通用する世界でなく修士課程で修了することになってしまいます。

しかし、この時の成功体験は私の人生に大きな気づきを与えてくれました。それはビジネス界では当たり前の

「選択」と「集中」

の大事さです。選択とは今あるものの中から、何かを捨てることです。そして振り返るとこの成功体験が多くの選択と集中をビジネスの世界で実現した結果今があると実感できています。

「選択」と「集中」の大事さはまたどこかで書きたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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