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類似図面検索ツール 「blue assistant」 をリリースしました!

Queueは、オープンイノベーションを実現するためのR&Dサービスを「医療」「保育」「製造」「化粧品」「スポーツ」と多業種に展開しています。

この度、研究開発期間を経て、
類似図面検索ツール「blue assistant」をリリースしました!

弊社プレスリリースはこちら


【blue assistantとは】

blue assistant はAIを活用した類似図面検索ツールです。
会社によっては、従来数十分かかっていた図面探索の時間を1クリック数秒まで短縮させることが可能です。

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①機械学習を用いたモデルによる検索、圧倒的なコスト削減を実現
会社によっては1つの図面を見つけるのに数十分かかることがあります。
blue assistantは従来膨大であった図面探索の時間を数秒まで短縮させ、よりクリエイティブな業務に集中することが可能になります。

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②名前ではなく形状(画像)での検索。検索の難易度を下げ、若者の育成や技術伝承も可能に。
従来の検索ツールではファイル名を知らなければ、なかなか目的の図面にたどり着くことができません。若手であればより検索の難易度が高まります。
形状検索を可能にすることで、図面や部品の名称を記憶していなくても検索が可能です。時間短縮だけでなく、若手技術者の学習スピードも向上します。

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全国には、製造業の中小規模の会社は約350,000社ほど存在します。
それらの会社のほとんどで、現場の働き方は変わっておりません。

BE CREATIVE
現場の働き方改革を図面検索で

まずは、多くの会社で存在する図面検索における課題を解決し、blue assistantが製造業の現場の働き方を変えていく最初の一歩となることを目指します。


【創業70年の老舗機械商社とタッグ】

本プロジェクトは、創業70年を超える愛知の老舗機械商社である三栄商事さんと共に着想し、初期には何度か製造業の現場を見学する機会もいただきました。

工作機械はAIを搭載し、切削スピードや工程集約など技術の発展が目覚ましい一方、現場の働き方が40年前とほどんど変わっていない。そんな製造業の現場の姿を直に目にし、Queueの強みであるソフトウェア技術を活かして何かソリューションを生み出せないか、イノベーションを起こせないかと模索をしておりました。

Queue - Our Motivation
ソフトウェアによるイノベーションが起こっている領域と起こっていない領域が存在し、特定の領域が時代に取り残されている状態をイノベーションデバイドと呼び、これらの取り残されつつある領域に向けた課題解決を、 その領域のパートナー企業のイノベーターと共に解決していくことを目的としています。 

ディスカッションを進める中、現場の営業技術社員の「もっと簡単に図面を探せたらいいのに」という声をヒントに、一年以上前から画像認識技術を用いた検索エンジンの研究開発をスタートさせました。

検索エンジンのプロトタイプを創った後に、より多くのユーザーに使っていただき価値を体験していただけないかと、パブリックにサービスを公開していくことを検討し、4月には機械要素技術展@ポートメッセなごやに出展しました。

4月に開かれた機械要素技術展の様子

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三栄商事(後藤正幸)と Queue(柴田直人)

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テストユーザー様も順調に集まり、サービスの検証を経てついに先日、blue assistantをリリースすることができました。


【最後に : メカトロテックジャパン2019への出展】

最後に告知ですが、
10月23日(水)~26日(土)に、ポートメッセなごや(名古屋国際展示場)で開催される、国内最大級の工作機械見本市である「メカトロテックジャパン2019」に出展することが決定しました!

当日はデモ機を用意しスタッフが紹介します。
会場へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。


【サービスお問い合わせに関してはこちら】
メール:info@blue-assistant.me
電話:052-559-7996

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