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リアルな探究学習入門

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320校の探究学習を支援している教育と探求社には、経験やエビデンスがたくさん集まっています。先生たちの試行錯誤の軌跡から、探究学習をめぐる最新トレンドまで、幅広くお伝えします。
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#学校教育

「そもそも」「なぜ」「どうして」で深める。福山市立城南中学の探究の試み

生徒が投げてくる想定外のボールーー少し前まで小学生だった生徒たちは、漠然とした「ミッショ…

「何も教えない」が革命だった。常翔学園の「探究」20年(後編)

多くの学校関係者が見学に訪れる「探究先進校」が、大阪にあります。今年創立100周年を迎えた…

「何も教えない」が革命だった。校長が語る常翔学園の「探究」20年(前編)

多くの学校関係者が見学に訪れる「探究先進校」が、大阪にあります。今年創立100周年を迎えた…

【教師と探究学習】生徒が教師を変えてくれた。6年の試行錯誤

生徒も教師も探究学習を楽しんでいる学校は各地にあります。でも最初はどこも、様子見から始ま…

【教師と探究学習】プロセスに学びがある。生徒に伴走した1年(東葛飾中・後編)

「我々教員の仕事は、生徒の内なる可能性に光を当てることかもしれない」 千葉県立東葛飾中学…

【教師と探究学習】プロセスに学びがある。生徒に伴走した1年(東葛飾中・前編)

「生徒たちに、何かを教え込もうとしたり、また『俺についてこい』という態度でいたり、私のメ…

【教師と探究学習】校内掲示だけ?もったいない!「学んだこと」はどんどん発信しようよ!と僕が思う理由

千葉県船橋市立飯山満(はさま)中学校では2021年度、2年生が「クエストエデュケーション」に取り組みました。担当の辻史朗先生は、学校現場のICT機器活用のエキスパート。「他者に伝える」を意識した、クリエイティブな探究学習に取り組んでいます。どうやって進めてきたのでしょうか。その「現在地」を聞きました。 辻:生徒1人1台のICT機器を使える環境が整い、以前からやってみたいと思っていた授業をいろいろ試している最中です。担当する理科の授業では板書も取りませんし、前に立って説明する

【教師と探究学習】“ニセモノ”でなく“ホンモノ”のリアルを、生徒に。私がそう考え…

4年前から探究学習に取り組んできた「もうすぐ43歳の体育教師」、小嶋陽先生。主体的・対話的…

【教師と探究学習】1年目の「失敗」、2年目の「苦悩」、3年目の「猛省」。そして………

探究学習は、「想定外」があちこちに転がっています。従来のメソッドが通用しないことも少なく…

【探究学習】“暗黙の空気”を変える「場」と「声がけ」

探究学習を進めていくときに大事だと考えているのが、これからお話する二つのことです。 ①安…

「航海」と「登山」。探究学習のスタイルをこう解きほぐしてみる

探究学習で深い学びが起こる瞬間今回は探究学習について、「探究学習で深い学びが起こる瞬間」…

【探究学習】あえて再考。「問題のないクラス」を目指すのは「当たり前」か

クラスをいい雰囲気にしていきたい、安心して発言したり、学び合えるクラスにしていきたい。 …

【実践】「教師」の役割意識を手放したら、教室の風景が変わった。

学校コーディネータの佐藤瞬です。 生徒が話を聞いてくれなかったり、場合によっては敵視され…

で、何のために「探究学習」やってるんだっけ?から考える「評価」の方法

探究学習において、「評価」はどのようにすればいいのでしょうか。 教育活動にとって評価は欠かせないプロセスと言えますが、「総合的な探究の時間」の学習の成果をテストで測るのは難しく、どのように評価をすればよいのか学校現場でも難しい課題です。実際、私も多くの先生からご相談をいただきます。 今回は、そんな探究学習特有の評価の難しさを踏まえた上で、探究学習の評価について考えていきたいと思います。 探究学習の評価が難しい理由 そもそも、探究学習の評価はなぜ難しいのでしょうか。それ