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新たな挑戦! ~年齢を理由に諦めない!情熱と意欲されあればいい!~

高久和男と昌宅由美子の「シルバーではなく、輝き続けるゴールド人財への道」

由美子:先日、念願だった「ジョブコーチ」の採用試験に合格することができました。会社を卒業する1年以上前から、会社を卒業しても「ジョブコーチ」の仕事をやりたいと宣言していたその願いが叶いました。
 
和男:それはおめでとう!でも、合格するまでの道のりは大変だったんじゃない?
 
由美子:ハローワークの求人票を見たり、求人サイトに登録したりして、求職活動はしていて、色々とアンテナは立てていました。いざ、求人票を見てみると、条件は合うのですが、引っかかってくるのは年齢です。年齢不問とは書いていますが、実態は定年が60歳。65歳の私は土俵にも乗れない求人です。求人票を見ているだけじゃだめなので、関連のセミナーや勉強会に参加して人脈も作ってきました。求人票やサイトには掲載されていない求人もあることを知り、辿り着いたのが今回合格したジョブコーチの仕事です。
 
和男:由美ちゃんは63歳の時に「ジョブコーチ」の資格を取ったんだよね。それがきっかけとなって65歳の再雇用満了で会社を辞めても、「ジョブコーチ」の資格を活かした働き方を続けたいと思ったんだよね。
 
由美子:当時、障がい者の方が長く働き続けるための面談や所属との連携については、ある意味経験値で行ってきましたが、「ジョブコーチ」という専門的な研修を受けることで更に良い支援ができるんじゃないかと思ったんです。自己流ではなく専門性を持ちたかった。研修を受けてみて思った通り、広くて深い世界を知ることが出来た。それがきっかけで会社を辞めてもやりたい!ってなったんです。会社を辞めても「軸」にしたいと思っていた「ジョブコーチ」の仕事に合格して思うことは、自分の今までの経験が認められたようで何とも言えない充実感が、心を占めています。そして、これから始まることにとてもワクワクしています。そういうカズさんも新たなる挑戦をしていますね。
 
和男:そうなんだよね。1年前くらいに自分がやっている研修はオンラインなのに、使っている検査用のワークシートは事前に配布したシートを印刷してやってもらっていて、ちょっとここだけは進化してないなぁと思ってたんだ。そんな話をしていたら「じゃぁ、カズさん作ってよ。IT会社に勤めているんだから得意でしょ!」って言われたんだ。やっぱりそう来たかぁ、とは思ったけどね。だけど僕がやっていたのは昔の汎用機で使われるプログラミング言語で、アセスメントツールは最新のオンライン言語じゃないと作れないんだ。まったくかじったことのないプログラム言語なんだよね。これって世界史を勉強している学生に、「世界史やっているんだから日本史もわかるだでしょ!」と言ってるくらい無茶振りなんだよね。でも、これはチャンスかも、と思ったんだ。
 
由美子:どんなところがチャンスだと思ったんですか?
 
和男:もう人事部に配属になって7年が経ち、システム開発の世界からは離れてしまったけれど、やはりSEのマインドって言うは残っているのかな。「作ってよ」と言われて、自分で作って思った通りのアセスメントツールができたら面白いし、今新人研修で若い人が研修を受けているプログラミング言語を理解できるきっかけにもなるしね。それに、研修のときに「実はこのツールを作ったの、僕なんですよ~」ってちょっと自慢できるじゃない。
 
由美子:まさか自分よりも年上の研修講師が、新しいことを勉強してオンラインのツールを作っていると知ったら、「自分も何か新しいことを始めようかな・・・」と刺激になるかもしれませんね。
 
和男:でも実際は大変だった。ブックオフで参考書を買ってきて、ネットに載っているサンプルプログラムを参考にしながら2か月くらい掛かったよ。平日は会社の仕事をしているから作る訳にはいかないので、夜とか土日を使ってね。4つのツールのうち3つが完成していて、今4つ目に取り掛かっているんだけど、ツールをどんどん作っていくと技術力も進化してきてね、最初のツールに対して、「こういう風に作っておけばもっと良かったな」という気づきが出てきて、まだ他のツールも進化しているところなんだ。
 
由美子:私たちは年齢を重ねてからも新たなキャリアに挑戦し、その経験を通じて人々の役に立ちたいという思いを抱いています。そして、自分の経験と知識を活かし、人々の人生を豊かにする手助けをしたいと考えています。情熱とモチベーションは年齢に関係なく輝いていると思います。
 
和男:自分の年齢を理由にせずに始めることで、僕たちは自分自身の可能性を見つけることができると思う。自分自身に挑戦することで、「成長しよう!」、「お互いに今よりも更によいものを目指そう!」、そういう思いがあっての挑戦だね。
 
由美子:年を取ることは、新たな挑戦へのハードルを高く感じさせるかもしれませんが、私たちは若さや経験だけでなく情熱や意欲も持っていて、まだまだやりたいことや成し遂げたい夢があります。だからまた新たに挑戦したいことが出てくると思いますし、その時はまたトライ・アンド・エラーを繰り返して前に進んでいきたいですね。引退という文字は、私たちの人生には無いな~・・・なんてね。
 
 
 
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