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植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』 第10回 令和時代だからこそ『人間力リーダー』!ようやく時代が私に追い付いてきた!

 東京は4回目の緊急事態宣言、閉塞感が無いといえば噓になりますが、私は今年、大きな時代の転換期を感じています。昨年度から、今年度と、経営者クラスに『モチベーション・リーダーシップ(人間力リーダー育成)』という、私の十八番の研修を登壇する機会が非常に増えています。もちろん全てオンライン・ライブ研修です。そして、経営者クラスから更に幅広い対象の管理職全員に展開しようとしている会社もあります。これらの会社の本気度がすごい。もしかして、時代が、やっと私に追い付いてきたのかも?と感じています。

 『モチベーション・リーダーシップ』というカリキュラムは、私が2000年に人材開発業に転身した時に、最初にゼロから創り上げた私の原点ともいえる研修プログラムです。私は『日本中にイキイキと活力に溢れた会社を増やす』という天命みたいなものに突き動かされIT業界から、人材開発業界に転身し、今もその使命感を持って仕事をしています。

どうすれば、イキイキとした会社や組織になるのか?それは働く人が全員イキイキすればいい、しかし全員は教えられないから、

『自分がイキイキ、部下やメンバーをイキイキさせられるような、人間力(EQ)リーダー、モチベーション・リーダーを創り増やそう!』

と決めて、『モチベーション・リーダーシップ(人間力リーダー育成)』という管理職研修を創りました。モチベーション・リーダー(人間力リーダー)とはどんなリーダーか?

『あなたのもとで一緒に働き続けたい、成長できるから』

とチームメンバーに言われるようなリーダーです。私はIT業界で30代管理職としてキャリアを上り詰めていますが、この言葉をメンバーから言われたことは一度もありません。それどころか、メンバー全員から辞表も出されてしまった。私は人間力リーダーでは全くなかった。だからこそ、私は自分自身を反面教師に、私が出会った人間力があったと慕い尊敬したメンターたちの姿を手本に、この研修を創り上げました。

★平成時代は、気づき、変わる必要性が無かった。

私は渾身で作ったこの研修を20年以上、日本中の様々な業種、組織の管理職(事業部長、部長、支店長、課長)を対象に登壇してきました。30代の若いリーダーも教えましたが、中心は40代50代の働き盛りの年代です。10年越えで登壇している会社から。組織風土が変わってきたとか、また、女性だけのリーダー育成研修で、管理職になる女性が増えたとか嬉しいお話をいただくこともありました。ただ、私としては、一昨年、コロナ禍以前の平成時代は、『人間力リーダー』の重要性を本当に感じていた企業、受講生は少なかったように思います。なぜなら、平成時代は平和&安定していたら、研修を受けて変化をする必要性が高くなかったからです。気づく人は気づくけれど、気づいても変わらない、変わらなくても問題ない・・・。全身全霊で登壇する私が一番その必要性を感じていて、私の片想いと感じることも多かったなと思いだします。

★令和時代は『人間力リーダー』でなければ未来を拓けない、動機づけられない

 昨年から、今年にかけて、私に『モチベーション・リーダーシップ』の研修の登壇依頼をする会社は、とても真剣で本気です。40代50代の管理職に対してのオンライン研修というハードルもやすやす越えてきます。このような会社の共通点としては、昭和からの歴史をもちながらも、コロナ禍を期に、DXでの業務改革、人事制度改革と会社の大変革をしようとしています。まさに、昭和な組織から、一気に令和な組織への大変身を遂げようと3倍速のスピード感でアクセルを踏んでいます。

現在、コロナ禍前の平成時代のような会社組織では、未来が無いと気づいた会社は多いはずです。その中で、組織体制や制度の『改革』ではなく『大きな変革』が必須だということにも気づき、生き残るではなく、未来を拓き成長する組織を目指そうとしている会社も増えています。さらに、組織体制や制度の変革だけでは足りない、そこで働く人達、特に経営陣や管理職の意識改革をする必要性を強く感じている会社が、最先端を走っています。時代の最先端を走っている会社が私に依頼をしているように感じます。その本気度は、まず、経営職の人間力アップ研修を導入する点からも見てとれます。

 また、受講する人達の意識、本気度も平成時代とは全く違ってきたと感じます。皆、真剣に、画面に食い入るように身を乗り出して参加しています。自ら積極的に吸収しようとしています。なぜなら、彼らはこの1年半のコロナ禍、かつ激動の令和時代に自分自身、自分の心と向きあい、モチベーションの重要性を体感しています。「自分自身イキイキと働き、生きたい。そしてチームメンバーのモチベーションを応援して、モチベーション高いチームで仕事に取り組みたい』と感じているからです。

また、会社で働く人の多くが、昭和や平成時代当たり前だった仕事の常識(飲みにケーション、気合、根性、命令服従)では、令和時代では通用しないのを体感しています。自分事として、必要性を感じている、変わらなければと思っている、そんな時だからこそ、気づき・変化の大チャンスなのです。

令和時代、私の20年前に創り上げたモチベーション・リーダーシップ(人間力リーダー育成)研修の真価が本当に発揮される時になりました。時代が私に追い付いた、やっと私の出番がきた、そんな気持ちで、ちょっと嬉しくなっています。2年前の年間200日の登壇、100日出張はもはや体力的に無理ですが、オンライン・ライブ研修なら、全く苦になりません。オンラン・ライブ研修の方が、リアル対面研修よりも更なる効果を上げられるとさえ感じてきました。時代とともに、私の研修もさらに進化の時を迎えています。

皆さんの会社、皆さん、私と一緒に令和時代に進化しませんか?

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 2021年9月28日(火)
 『EQ』心の知性
https://www.qhmd.que.co.jp/programs/qhmd0928/

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2021年10月14日(木)11月11日(木)
モチベーション・リーダーシップ研修(EQ診断付き)
https://que.co.jp/pdf/noma_olseminar_20211014_1111.pdf
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