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ただ進めば至る(111) 室戸貫歩について

2016年11月29日 ムロカン


2016.11.26
高知大学空手道部が主催する「室戸貫歩」に参加してきました。高知大学から室戸岬までの約90キロを歩くというイベント。夜を徹して歩くことで心身を鍛えるというのがもともとの主旨です。今回が二度目の参加でした。去年は約半分の距離、50キロ歩いところでリタイアしました。学生時代にやり残したこと、今年はなんとしても完歩する!との決意を胸に参加しました。スタート場所は高知大学朝倉キャンパス。ランの仲間もたくさん集まってました。
これから参加を考える方には是非に徒歩での参加をしていただきたいです。走れる人が歩くのはとても辛いことだと思いますが、歩いてみると走るのとはまた違ったものが見えてきます。走るのに比べて時間か倍以上かかる。歩いても歩いても前に進まない。しんどいです。でも、だからこそ、いや、それがそれが室戸貫歩なんですよ。わしはそう思います。
走って室戸を目指すのも挑戦であることには違いないです。今回室戸市まで歩いてみて学生とも一緒に歩くことができて、辛かったけど素晴らしい体験ができたと思うのでこれからチャレンジする人にはそうお勧めしたいです。

2016年12月1日 違和感感じること


ムロカンはお得なウルトラマラソン

こう表現される方がいます。しかし、この「お得な」という表現に違和感を覚えるのです。自分もその行事に参加してます。ほかの500名の方と同じように参加費1000円を支払って。確かに同様の長距離のほかのイベントに比較して破格な参加費です。そこは間違いありません。ムロカンは学生たちが自分たちのために開催する行事です。その学生スタッフがもし我が子だったらと思うと、運営費はどうしてるのか?スタッフはいったい何時間それに費やしてるのか?とか考えてしまうんです。そう思うと大人たちが子供たちがやってる行事に「お得だよー!」って参加するのはちょっと違わないか?と。もちろん、どこにも運営費やボランティアのとこは書いてないし、参加費も1000円と明記してるし、なんの言われもないことだと言われたらそれまでです。だけど、できたらその主旨を理解して学生たちと一緒に汗をかくか、あるいは学生たちと触れ合うか、大人として子どもたちに接するべきじゃないかなーとそんなことを思うわけです。今回一人の学生と出会いました。歩くのが遅いからと一人置き去りにされた彼をなんとかゴールさせたいと思いましたが、それは叶わずとても残念です。だからよけいにムロカン自体が愛おしく感じるのかもしれません。自分が高知大OBだからかもしれません。我が子が学生たちに近い年齢だからかもしれません。

ただただ感覚の問題ですがそう感じてしまうのです。

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