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自信

学生時代。
そんなに勉強もできなかった。小学4年生から塾に通ったり、高校受験で志願変更したり、高校で赤点取ったりしながらも、どうにかこうにか凌いで大学まで行った。

スポーツも、球技が苦手で、中高とかで、球技大会とかが嫌でたまらなかった。

クラスで人気もなく、目立ちもせず、パッともしなかった。

でも、いつか何か一発当てて、ビッグになりたいと思ってた。そんな日が来ると、大器晩成を信じて疑わなかった。良く言えば自分の可能性を信じる子ども、悪く言えば、蒼い、世間知らずな、身の程知らずな子ども時代だった。

そして大学卒業後、アルバイトをする中で私が働く姿を見て、社員の方、関係業者の方に、褒められたり認められたりしていく中で、「何とか仕事はできそうだな」と自信を持てるようになっていった。

不登校引きこもり相談の仕事をしていた頃は、ベテランカウンセラーの方から「人との距離感がとてもいい」と褒められたり、人に頼られたりする中で、自信をつけていった。

その後、何度か転職する中でも、仕事において人の信頼を得て、それが自信を持って仕事をしていくことのモチベーションとなっていった。

今、仕事では、小学校教頭として、ある程度の信頼を、教職員に得て働くことができている。
強力なリーダーシップがあるわけでもない。痒い所に手が届くほど寄り添ってあげているわけでもない。
ある程度、ドライでシビアな対応もしているが、自分としては、病まずに毎日毎月毎年仕事ができていることで、「よし」としている。
その一つ一つ、一日一日が経験となり、糧となり、自信になっているのだと、自分に言い聞かせている。

プライベートでは、オンラインサロン「田村淳の大人の小学校」の「夢を語るクラブ」部長として、あらゆる世代のあらゆる職種、あらゆる生き方考え方の方々の夢の応援のし合いをする中で、部長として信頼されることで、「生きがい」や「やりがい」を感じることができている。

これまでの経験の中で、人に褒められ、認められ、喜ばれることで、自信をどんどんつけることができていったように思う。

自分で自分を信じること。それが、それこそが、自信である。

自分を信じることは、人から受け入れられて、認められて、褒められて初めてできるのだと、感じている。

「認めてほしい」ではなく、見返りを求めないで、人に期待をしないで、愚直に取り組むことで、結果的に人に認められていた。…というようなことが理想かなと感じている。

「自分」の自信だけではなく、相手の立場に立って、人を褒めたり、認めたり、肯定的な、ポジティブな声かけができるよう心がけたい。

してあげることで、人生豊かに、人の役に立つ生き方ができるきっかけとなる。それが自分を信じる原動力となる。

そう信じて生きている。

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