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格・破格の命式

算命学のお話です。

算命学は一般的にわかりやすく表すために「占い」と言っていますが、個人的には「学問」だという認識でやっています。

私自身も占いと言ってしまっている所はありますが、「未来を当てる」という占いではありません。

・こういう方向性でこういう意識を持って努力をしていくと、このタイミングで結果は出やすい

・これでは本来の良さが出ないので、こういう環境に身を置いてください

私が鑑定するとこのようなアドバイスになりますが、実際に行動に移すかどうかは人それぞれです。

でも、その後アクションを起こした人はもれなく何かしらの好転現象が起きているようです。

問題意識を持って思いきって動いた先に未来があるのです。


私が算命学の凄さに気づいたのは、自分がたまたま勤めていた会社が倒産してから一気に運が動き始めたという過去があったからです。

算命学には「格・破格」という考え方があります。
(流派によって使わない所もあるそうですが、勿体ない…)

格・破格というのは、命式が偏り過ぎていて普通の枠から外れてしまい、「生き方の枠」「守られた環境という枠」「収入の枠」から外れた方が生きやすい(能力を生かせる)という命式のパターンを指します。
好きな事で開運する特徴があるのでお金のために我慢して働いても開運するとは言えません。

また「この会社が好き」という場合はサラリーマンでも良いという判断になります。

格法はいくつか種類があるのでそれはまた今度。


破格の命式は宿命が一点壊れている所に「開運の鍵」があり、そこを立て直そうとすることで開運していきます。

立て直しの精神を持ち続けると、困った人や壊れた物を立て直す役目が回ってくるので生涯仕事に困りません。

逆に登り詰めたと慢心したり天狗になったりすると、どこまでも転げ落ちる現象が起きます。

破格の人でも若い頃から役目を意識した生き方をしている人もいると思いますが、ほとんどは会社勤めからスタートすると途中で自分は何かおかしいのでは?と苦悩したり、

型にはめられようとすると居心地が悪かったり、周囲の環境に合わせられなかったり、それを自分が悪いと思い込むことで更に生きにくくなる場合が多いと思います。

私は会社が倒産したことをきっかけに自己判断で自営の道に入るのですが、これが驚くほどしっくり来たのです。

しばらく経ってから自分が「従生格月支破格」だと知るのですが、組織から離れた事で宿命が稼働を始めたと言うことになります。
↑これを知った時に初めて希望の光が見えました。

月支は「組織」「家系」「故郷」を表すので、そのそこから離れることで『宿命と環境が一致』し、稼働を始めます。

他の場所の場合は

・年干破格→父・統率者・社長
・年支破格→母・取引先・友人など社交の人
・月干破格→子供・部下・社会
・日支破格→配偶者・身内・補佐役・パートナー

このようになります。

格・破格の命式は「孤独になる」ことで稼働を始めます。
基本的に破格の場所(人物)から離れることで宿命が稼働する(本来の力を出そうとする)ので、年干破格のタイプは会社勤めではなく自分が社長になるのが向いているという判断になります。

格法の判断は次回に。






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