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髪とヨガ

髪を切るのが嫌いなわけ

髪を切るのが嫌いな子どもは、多いと思います。
子どもはじっとしているのが苦手だから・・と感じているひとも多いかもしれないけれど
いまだ髪を切るのがきらいな私に言わせると、その理由は、ちょっとちがうかも。

髪は植物、のようなもの。

わたしたちは、あたまのうえで植物(髪)を育てている。           髪の生えている部分は、経絡で言うと「水の流れをつかさどる膀胱経」と「全身のエネルギーバランスを整える三焦経」。

頭部はまるで地球みたいな場所だ。

髪を切られるとは                             時間をかけて育てている植物を、「世間」に合わせて剪定されること。
自分の「髪さま」をバッサリやられるとき、傷みをともなうのは当然かもしれないとおもう。

髪を切るメリット

ファッションとしてのヘアメイクについてはともかく、髪を切るメリットは、「お祓い」的なことだ。
ふだんは、毛先を整えるだけでじゅうぶん。で、ときどき、バッサリいかねばならない時がくる。

切るときは、人を選ばないといけない。
間違うと、祓うつもりが逆に被ってしまい、タイヘンな惨事になる。
上手なひとは、バッサリ切られたあとも、髪が自分らしく成長していく。
外科医のように、クールな仕事をしてくれる美容師さんがいいと思う。

もう、髪を切らなくていい

半年前から、美容師の森田要さんがプロデュースするヘナとハーバルシャンプーを使いはじめた。髪にコシととツヤが出て、うそのように傷まなくなった。
今、私の髪は初夏のポトスかアイビーのように、笑いころげながら自由自在に伸びている。

先日、カットの予約をいれて森田さんの美容室へ行った。私の髪を見た森田さんは、

「切りたい?このままでいいでしょう。このまま伸ばそう」

まさか美容師さんに、切らない選択をゆるされるとは!
そして、髪の将来的ヴィジョンとアドヴァイスをいただいて、お代も払わず美容院を出た。

これまで、なんとなく「切らなくちゃ」という気持ちにかき立てられて、髪を切っていた自分。
森田さんには「切らなくてはいけない」という思い込みをカットしていただいた。

魔法のヘナの話は、また改めて。


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