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TNQZリュックを注文しようず番外編1
★TNQZは雨の夜に雲の向こうの月を思った
こんばんは。リュックの試作が終わりました。次はオーダーフォームを練るのですが、今日はもうつかれました。とはいうものの、商品についてアッピールしなきゃとも思うんです。
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今日つくったものの写真をうpしてみたものの、それに説明を加える気分でもなく、なのでわたくしTNQZについて紹介します。
★2012年
3月に会社を辞めました。理由はひとつではないのですが、前年の9月にうつと診断されました。当時の記憶は模糊とした霧のようで、ただ、ベッドで目を覚ましても体を動かすことができなかったとだけ覚えています。
9月8日に永福町の精神科へゆきました。恐らく1週間ほど、1Kのマンションでただ床にはりついていた計算です。会社の上長にメールか電話かで報告すると、夏休みということで少し休むようにと告げられました。
先生の診断は「重症ではないが、限りなくそれに近い」とのことでした。
私は当時ビールが大好きで、仕事が終わると駅への中途にあるコンビニでそれを求めると、人目をはばからずあおったものです。
渋谷駅で副都心線から京王井の頭線に乗り換えるのですが、そこでも缶ビールを買います。自宅の最寄り駅、浜田山で降車するとまた缶ビール。ここまでですでに3本。これに加え、サミットで半ダース買います。マクダァナルドのすぐ横に公園がありました。さびついた鞦韆にかけて、ここでも1本。
という調子でどこへいっても缶ビールをのんでました。いまなら、アルコールやらストレスやらが原因だっのかなと省みることができます。
その日、9月8日ですね、診療を終えたワシは、電車には乗らず都道を吉祥寺方面へ歩きました。例によって、缶ビールを手にしていましたが、心には、これで最後という決意を秘めていました。今年の9月で断酒して13年になります。なぜ辞められたのか、それは「このまま飲んでたら死ぬなあ」という危機感があったからです。
で、9月から翌1月まで休職しました。つまり復職したということです。別におもしろい仕事でもなかったのでそのまま辞めてもよかったんですが、ちょっとキリの悪い仕事があって、それを片づけたかったんです。詳しくは「漢TNQZ、魂の飛びこみ営業編」をご参照ください。
冒頭に戻ります。2012年3末に退社したわけですが、すぐになにかする気力もなかったのでぼんやりすることにしました。で、いきなり鎌倉へ越しました。かっこつけたかったんでしょうね、鎌倉で療養、いいでしょ。この頃の生活については、「翼の折れたTNQZ、それでも空を睨む編」に詳しく書かれています。
鎌倉にいたのは一年足らず。ある晴れた午後、ベランダでタバコを吸っていたら大学の同窓生から架電、「仕事を手伝ってほしい」とのことで愛媛に越します。
愛媛にいたのも一年足らず。このときはうつが悪くなっていました。それで、栃木の生家に戻ったわけですが、それからもう十年経つのか。はやいもんだ。というかこの調子で書いてたら長編になってしまうな。
ということで、もし機会があればつづきを書きます。ケツの割れ目が縁の切れ目、TNQZでした。
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