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今回の記事は、関連する気づきの覚え書きです。 最近、中沢新一『構造の奥』(講談社選書メチエ)を読みました。 私は、その第三章の「重力論と贈与論」から視点を得て、 物質化に関わる重力と、その周辺で起こる赤方偏移を気にしつつ、 言語化に関わる贈与と、その周辺で起こる事態を気にしながら、 マルセル・モース『贈与論』(岩波文庫)を読んでみました。 その書物から「等価交換」「純粋贈与」「返礼義務」を取り出したい。 経済学では、経済活動の本質が「等価交換」なので、お金で買えない物