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【先入観】と闘う

ひとつ前の記事に続きます。

転院先に着いて、主治医が登場すると、
わたしの高揚していた氣分は、すぐに【奈落の底】へと 尽き落とされました。
 
 
「やられた・・・先回りされた・・・」
「【診療情報提供書】は、盲点だった・・・」
 
 

報復してきた相手による、先回り。
 

 
患者本人が、その書類の内容 を目にすることができない】のをいいことに、
 わたし自身が 転院先に着く前に、
転院先の医療者に【洗脳のような印象付け】がされていました。
 
 
 
【(りかこは)わがままな 摂食障害患者】
ということで、認知されてしまっていたのです。
 
 
 
(当時は、妄想の中にも置かれてましたから、【りかこの言うこと(妄想)は聞かなくていい】という【印象操作】 も起こっていたでしょう)
 
 
 
転院先に着くなり、主治医は、わたしの話(言い分)を一切聞こうとせず、
わたしの望まない治療方針を提示してきました。
 
「治るためには、受け容れるしかないでしょう」
「そんなわがまま言ってたら、治らないよ」
「治すために転院してきたんでしょう?だったら、受け容れなきゃ」
 
 
【わたしが 転院元で 拒食し続けたこと】が、
【わがままな 摂食障害患者 だから】と いうことになってしまったのです。
 
 
(わたしの 見た目が見た目ですし、医療者として、そう診るのは仕方ないにしても・・・)
 
 
「わたしは、摂食障害ではないです」と、言えば、言うほど、
 
「わがままは聞きません」
「言い訳は聞きません」
 
と、聞いてはもらえませんでした。
 
 
 
転院元で【拒食】していた理由は、ちゃんとありました。
 
 
 
そのことを、
転院したら、自分の口で説明して「この病院ではしっかり食べて治します」と、言うつもりでした。
 
 
 
それすらを・・・
言わせてもらえなかったのです。
 
 
 
何かを言おうとすれば、
「わがままは、聞きません」
と、取り付く島がなく。
 
 
 
数時間前まで「転院したら、ホッとできる♡」と思っていた わたしでしたが、
再び、新たな【闘い】に突入したのでした。

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