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自分自身が今、何をやったら楽しいのかを考える。

コンディショニングサロンHarmonia(ハルモニア)のしぶいちです。
今回は、『自分自身が今、何をやったら楽しいのかを考える』ことについて個人的に大切にしていることを伝えていきます。 

なぜ、こういうことを書くかというと、自分と同じ状況に陥ったり、仕事や日常生活を楽しくないと感じている方が少なからずいるからです。

自分自身の性格を理解していますか?

あなたは、今、自分自身がどういうことが得意で、どういうことが苦手なのか客観的に捉えたことがありますか?

人に言われてわかっていることがあっても、自分自身の分析をしている人って少ないんじゃないかと思うんです。
もしくはわかっているつもりで「自分はこういう人間だ!」と決めつけている人。

自分自身の性格が理解できているのと理解できていないのとでは、ものの捉え方や行動の仕方が異なってきますし、何を自分でやって、何を誰かに頼るかを分別するような判断もスムーズに行いやすくなると思います。

自分自身を大まかに捉えてみる

「自分がこれからどう行動したらいいのか」、「頑張っているけどうまく行かないのは何が原因なのか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
一時期の私もそうでした。ストレスを溜め込んで溜め込んで、発散できずにオーバーヒート。オーバーヒートしたときにはメンタルもボロボロ、体もボロボロ。ストレスを上手く発散できないでいました。

何が原因でそうなってしまうんだろうか。

今の自分を客観的に捉えたときにどういう特徴があるのか。
これを捉えるための評価法があり、ベンチャー企業出向中に出会った産業医の先生から教えてもらった

エゴグラム

という性格診断テストがあります。
ネットで検索してもらうと、自分で調べることができるサイトが出てきたりするのでやったことがない人は今すぐやってみてほしい。

批判的親(CP)・保護的親(NP)・成人(A)・自由な子供(FC)・順応の子供(AC)・反抗の子供(RC)と6種類の点数で、今の自我の状態が大まかにわかるものになっています。
点数が高めなところが自分の長所でもあり短所、点数が低いところは伸ばしていけるといい部分ということになります。

ちなみにDirect communicationというサイトで2020年4月26日に自分でやってみての結果は、
CP11 NP14 A16 AC10 RC11
でした。
そのサイトでの私の分析はこちらから

NPが高いと…

優しく、愛情豊かで、大らかです。人に目をかけ、慰め、励まし、元気づける。親切で包容力があります。気配り、配慮といった面に長けています。こういう人と一緒にいたら、どうでしょう。自分が受け入れられていると感じ、 気持ちが安らぐでしょう。NPが強い人には、そういう面があります。 これはNPが強い人の長所です。しかし、当然のことながら、長所の半面には短所があります。 NPの強い人は、以上に述べたことでもある程度推測できるように、人を甘やかす傾向があります。過保護、過干渉、つまりお節介焼きで、甘えとか依存心とか依頼心とかを増長させる。わがままを許してしまうことにもなります。そうしたことの結果は、人の成長を妨げる、自立心を妨げる、といったことになります。 NPの強い人は、人間関係は肯定的でうまくいきます。しかし、そこにはどうしても情に流されやすいといったことが生じる傾向があります。

Aが高いと…

常に冷静で客観的です。現実的でもあります。意識は目覚めていて、気づきの能力が高く、計画的です。その計画もデータを集め、事実に基づいたもので、決して夢のような計画を立てたりはしません。常に事実、現実に根ざしています。 だから、Aが強い人は評論家的である、と言うこともできます。ものごとに距離を置きます。打算的で、そろばん勘定が高いといった面もあります。冷静であるのはいいのですが、ときには冷徹にもなって、冷たい感じを与えます。味もそっけもなく、 人間味に欠ける傾向もあります。 Aが強い人は、先を読む力がある人です。同時に人の心を読む力にも長けています。しかし、半面、先読みをしすぎる、 ともすれば人の心の裏を読もうとする、そういう傾向にもなります。

これらの要素からDirect communicationのサイトの分析のような解説になっているのかなと思います。
一人で頑張りすぎる傾向は未だに強いようですね…
他の数値は10あるため、維持するかNPやAのように高くなるように意識して行動してみるってところですね。

ぜひ、エゴグラムをやってみてください。
自分の性格を捉えてみるのも悪いもんじゃありません。

あなたは楽しいことで生きていますか?

仕事でもプライベートでも『楽しい!』と思えることができていますか?

どうでしょうか?改めて考えてみてください。
スッキリ眠れていますか?
翌日起きたとき倦怠感はありませんか?


私が今回、個人事業主として独立したのは、ここを優先したからに他ありません。
2020年3月末まで常勤であった職場で、全体の管理者兼訪問リハ管理者として働いていましたが、上から降ってくる火の粉を如何に下に回さないようにするか、訪問リハを如何に円滑に動かすようにするか、自宅の病気の妻を如何に世話するかを考えるあまり、先程のエゴグラムでの顕著に出たように自分自身で仕事を抱え込み、一人で対処してしまっていたことで、パンク寸前になり、体調不良が起き始めました。

そう、私にはその生活が「楽しくなかった」のです。
管理職をやればやるほど、家の管理との両立がままならず、ストレスフルだったのです。

昔は、反骨心での「こうしてやる!」「ああなってやる!」と行動し、成果を得ていましたが、それが通用するのは『上司がいればこそ』『対抗する相手がいる』からこそであって、自分がトップになってでは話が違います。そして、その反骨心での努力はいずれ続かなくなり、自滅します。

そして無理をしていると「クライアントさんの調子が良くなれば嬉しい」とか「ありがとうといってもらえることがやりがい」というモチベーションアップにつながることもいずれモチベーション維持に通用しなくなります。

じゃあ自分が楽しいと思えることがなんなのか。

私の選択は、「管理職を離れて、家のこと・自分のことだけに専念ができ、施術を通してクライントさんを笑顔にできたら楽しくなれるだろう」ということでした。
なので、自己資金もゼロの状態ですが、実家が接骨院ということもあり設備投資がほとんどいらなかったため、個人事業主になることにしたのです。
(新型コロナの影響で活動しようとしていたことが全くできない状態なのは予測できませんでしたので、今運転資金をどうしようか悩み中…)

もう一度聞きます。

あなたは楽しいことで生きていますか?

まとめ

今回は、かなり長文になりましたが、「自分自身が何をやったら楽しいかを考える」と題して、自分の性格を客観的にみること、自分がどんなことしたら楽しいかを考えることについて書いてきました。
同じような悩みを抱えてる人に、少しでも筋道が開けるようなものになっていれば幸いです。

おまけ

さらに、これは私の持論ですが…
自己啓発系の本が多く出版されていますよね?
ホリエモンの「多動力」とか箕輪の「死ぬこと以外かすり傷」とか。
正直、書かれていることは同じで自分の特徴を踏まえた上で、内容を噛み砕ける人には、自分を鼓舞するためのいい材料になると思いますが、自己分析ができていない人が自己啓発系の本にのめり込むと「無謀な挑戦をする」か「自分にはここまでできないと萎縮してしまう」の2極化すると思っています。
自分のことを理解した上で、多動力が発揮できれば、効率よく、より良い方向に動けるのではないかと思っています。

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