パートナーを想う日

朝、6時前に外に出て山側の空をみると、つがいの小鳥が一定の距離を保って、つかず離れず左から右に飛んでいる。そして、山あいの中に見えなくなった。

すると、目の先に、つがいのトンボが一定の距離を保って付かず離れず飛んでいるのが見える。そして、お互いの距離を変えずに大きく方向を変えて小さくなった。

パートナーか。母と父のことが頭に浮かぶ。
家に戻り台所に行く。毎朝、プレイリストを小さな音で聴きながら朝食の支度をする。妻と並んでそれぞれの仕事をこなしていく。

つがいの小鳥、トンボのように、付かず離れずの距離で心地よく暮らせているだろうか。心の距離はどうだろうか。わからない。

プレイリストからアル・グリーンの「Tired of Being Alone」が流れる。ひとりぼっちに疲れたんだ、と訴えるように歌う。アル・グリーンが言うように、一緒にいたいと想うことは自然なことだ。

妻が2人の距離を心地良いと感じてくれたらいいなと思う。横並びでも縦並びでもなく、一定の距離を保って2人で自由に飛べたら理想だ。

今日はいつもよりパートナーを想う日にしよう。アル・グリーンの「Tired of Being Alone」を今日のテーマ曲にしよう。

アル・グリーン「Tired of Being Alone」
拙訳

ひとりぼっちに疲れた
ひとりきりにはもうウンザリだ
助けてくれないか?
できるだけ早く

君に"愛してる "と言わせる方法を僕が見つけたと人は言う
でも、ベイビー、君はそうしてくれてないだろ
自然なことなんだ僕が戻りたいのは
それがどこなのか教えてくれよ、ベイビー

ひとりぼっちに疲れた
ひとりきりにはもうウンザリだ
助けてくれないか?
できるだけ早く

分かってるだろうけど、愛してるんだ
もう僕は必要ないのだとしても
ヘイヘイヘイ、涙が出る
何年経っても
同じように君に言う
もし君が愛してくれるなら

そうさベイビー
ひとりでここにいるのはもう疲れた
うんざりなんだ、ベイビー
疲れたんだ、夜更けに果ててしまうのに
夢の中では君しかいない

君が言うように僕を愛してくれたら
ベイビー、ずっと考えてたんだ
君の隣にいたい
わかるだろ、たまに自分を腕で抱きしめる
あああ、ベイビー
君との出会いは
最高の夢だとわかったんだ

うんざりなんだ、ベイビー
僕が言ってること、わからないだろ
ときどき夜更けに 君のことが気になる
ああ、ベイビー
ひとりぼっちに疲れたんだ
ひとりぼっちに疲れたんだ
ひとりぼっちに疲れたんだ

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