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山羊座満月 サビアンシンボル解説

2024年6月22日の山羊座満月のサビアンシンボルについて、本記事では解説しています。
ホロスコープ解釈はアメブロにて公開しております。

満月とは月が満ちた状態であり、そのエネルギーが特に強くなる時期です。

山羊座は真剣さや責任感を象徴し、この満月の影響は仕事やキャリアに関する面に及ぶことが多いと言われています。

サビアンシンボルとは、12星座の各30度ごとに割り当てられた象徴的なイメージのことであり、それぞれの度数に対応するメッセージを持っています。

この記事では、山羊座満月のサビアンシンボルがどのような意味を持つのかについて、詳しく解説します。

山羊座満月2024/6/22

サビアンシンボルの読み方

サビアンシンボルの解釈では、度数の読み方が少し異なります。

具体的には、サビアンシンボルは各度数の開始時点から1度進めた位置にあるシンボルを参照します。

したがって、山羊座1度に対応するサビアンシンボルは「山羊座1度」ではなく「山羊座2度」のシンボルになります。

参考文献と根拠

マーク・エドモンド・ジョーンズ(Marc Edmund Jones)
ジョーンズは、1925年にエルシー・ウィーラー

彼らは共同でサビアンシンボルを作成しました。

彼の著書「The Sabian Symbols in Astrology」では、各度数のシンボルに対する初期の解釈を提供しています。

ダイン・ルディアー(Dane Rudhyar)
ルディアーは、ジョーンズの仕事を発展させ、より深遠な哲学的・精神的な解釈を加えました。

彼の著作「An Astrological Mandala」では、サビアンシンボルの各度数について詳細な解説がされています。山羊座2度についても、ルディアーは「三つのステンドグラスの窓がある階段」として解釈し、精神的な成長や多角的な視点の重要性を強調しています。


山羊座2° サビアンシンボル「三つのステンドグラスの窓がある階段」


シンボルの基本的な意味

山羊座2度のシンボルに関する具体的な引用

マーク・エドモンド・ジョーンズ
「このシンボルは、個々の成長の段階を示しており、それぞれの窓が異なる視点や洞察を提供する。」
ダイン・ルディアー
「三つのステンドグラスの窓がある階段は、精神的な光が異なる色彩を通じて現れることを象徴し、個々の視点や洞察を提供する。」


ステンドグラスの窓
色彩豊かなステンドグラスの窓は、光を通して異なる色やパターンを生み出します。
これは、人生や経験を多角的に捉えることの重要性を象徴します。

階段
階段は成長や進展を象徴し、一歩ずつ上昇するプロセスを示します。
これは、精神的な成長や目標達成のための段階的な進展を表します。


象徴の詳細な解釈

多様な視点の重要性
ステンドグラスの窓が三つあることで、異なる視点や洞察が得られることを示しています。
物事を一面的に捉えるのではなく、多角的に理解することが求められていることを表します。

精神的な成長と洞察
階段を登ることで、新しい視点や理解が得られることを示しています。
自己探求や精神的な成長を通じて得られる洞察を象徴しています。


実生活でどう使いこなしていけばいいのか?

柔軟な思考の重要性
このシンボルは、日常生活においても柔軟な思考と多角的な視点を持つことの重要性を教えています。
異なる視点から物事を見ることで、より深い理解と洞察が得られます。

自己成長の過程
個人の成長は一度に成し遂げられるものではなく、段階的に進んでいくものであることを示しています。
一歩ずつ進むことで、最終的には目標に到達できることを教えています。

要点

このシンボルは、自己の成長と新しい視点の重要性を象徴しています。

ステンドグラスの窓は、光を通していろんな色を作り、違う角度から見ると新しい発見ができます。

これから、物事を様々な視点から、そしていろんな角度から考えることが大切だとわかりますね。

階段は成長や進歩を象徴し、段階的に上がることで自分自身を成長させることを意味します。

このしるしは、心の成長や自己探求の過程で得られる発見と理解の大切さを教えてくれます。

忘れてはいけない向かい合う太陽の存在

今回、山羊座のオウンハウス(10ハウス)に蟹座の太陽が滞在しています。
そして蟹座のオウンハウス(4ハウス)に山羊座の月が滞在しています。

蟹座2°のサビアンシンボル(太陽)

「広大な土地を見渡す魔法の絨毯に乗った男」

蟹座2°のサビアンシンボル「広大な土地を見渡す魔法の絨毯に乗った男」は、ドレーレンスとルディアが提唱した象徴です。

エルシー・ウィーラーの解釈
現実からの解放: 魔法の絨毯に乗ることは、地上の制約や物質的な困難から一時的に解放されることを意味します。

高い視点からの観察: 高い場所から広い範囲を見渡すことで、通常の視点では見えない全体像を捉えることができます。

内なる力の活用: 自己の内なる直感や精神的な能力を活用して、新しい視点や洞察を得ることを示しています。

マーク・エドモンド・ジョーンズの解釈
マーク・エドモンド・ジョーンズは、エルシー・ウィーラーのビジョンを基に、このシンボルを「意識の拡大」として解釈しました。

視点の変化: 高い視点から物事を見渡すことで、現実の問題をより客観的に捉えられるようになります。これは、物事を広い視野で見る力を示しています。

精神的成長: このシンボルは、精神的な成長や新しい洞察をもたらすことを示しています。新しい視点を得ることで、個人はより効果的に行動できるようになります。

内なる力の活用: 自己の内なる直感や精神的な能力を活用することで、物質的な制約を超えた解決策や新しいアプローチを見つけることができます。

魔法の絨毯に乗ることで、地上の制約や物質的な困難から離れ、高い視点から物事を見渡す能力を示しています。
これは、自己の内なる力や直感を活用することで、現実の問題を解決するための新しい視点やアイデアを得ることを意味しています。

蟹座2°サビアンシンボル解釈

このシンボルは、日常の制約を超え、より高いレベルでの理解や洞察を得ることを表しています。

魔法の絨毯に乗ることで、個人は地上の細かい問題から解放され、広い視野で物事を見ることができます。
これは、直感や精神的な能力を使って、物質的な制約を超えた解決策や新しいアプローチを見つける力を示しています。
また、このシンボルは、夢や理想に向かって進む勇気と信念を持つことを奨励しています。

高い視点から見ることで、現実の問題をより客観的に捉え、効果的な解決策を見つけるための洞察を得ることができます。

蟹座2°のサビアンシンボル「広大な土地を見渡す魔法の絨毯に乗った男」は、個人が現実の制約を超越し、精神的な視点から新しい洞察や解決策を見つける能力を象徴しています。

このシンボルは、宇宙の鼓動を奏でるような美しい旋律と共に、私たちの内なる力を解き放ちます。
その揺るぎない響きが、私たちを進化させる旅へと誘います。

遠くの星々を眺めながら、私たちは自身の存在を感じ、喜びと悲しみに溢れる人生の喜びを思い出します。

この眩い光の下で、私たちは自らの変革に向かい、新たな成長を築くことができるのです。

私たちはこの大いなるシンボルと共に、広い視野で物事を捉えることの重要性を悟ります。

内なる力を解き放ち、喜びとともに存在することで、私たちは真の自由を手に入れます。
この輝かしいシンボルは、私たちの心に響き渡りながら、永遠の変革への扉を開きます。


終わりに


2024年に山羊座で満月となるのは2回。
6月22日と7月21日。

今回の山羊座満月の度数は1°
7月の山羊座満月は2°

始まりの度数と終わりの度数。
二度とないこの瞬間を手に入れてくださいね。

ホロスコープ解説はアメブロで行っております。


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