AIは現代の黒魔術

メディアアーティストで大学教員の落合陽一さんは、文系の学生にはまず、ディープニュラルネットワーク（以下DNN)をやらせると言っています。

DNNは ”よくわからないけど、割ときちんと解答を出してくれる黒魔術”、従来からある「理論的に解を導き出す」事とは順番が逆になり、最初に結果を出して、その結果を導くための違うプロセスを後で考えるのが自然な流れというような意味の事を言っています。

AIは人工知能であり、人の脳に近い知能を持つことを目的にしているので、そもそも人の脳を数式で表すことができない事を考えると、自然な事なのかもしれません。人が行う結果からいろいろな理論も導かれます。

DNNは本当に頭が良い人達がやるものと思われますが、必ずしもそうとはいえないということですし、DNNを黒魔術と認識する事でいろいろな事が割り切れたり、用途に広がりが出てきます。

○ 黒魔術は必ずしも自分でやらなくても良い
○ 日々いろいろな黒魔術師が出てきそうだ
○ こんな黒魔術できませんか？という事も頼めるかも
○ いろいろな黒魔術師を使うといろいろなことができる
などです。

以下のようなことも考えられます。
○ 黒魔術軍団を結成して世界で営業
○ 黒魔術師に、いろいろなグッズを販売
○ 黒魔術グッズを、黒魔術師になりたい人にも販売
○ 黒魔術師の育成プログラム

これらをひととおりやってる感のあるのが、GAFAといわれる会社でしょうか。