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HBC競馬部 & HBCトラベル 日帰りバスツアーに行ってきた (前日編)

2023年6月10日に開催された、日帰りバスツアーに参加してきました。
ただただ、自分の思い出として書いていきます~。
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ここ数年、お茶の間競馬民の自分。
色々な動画を見ているうちに、うっすら「北海道の牧場行ってみたいなあ~」と思っていたけど、免許のない私が行ける場所にはないため、きっと行くこと出来ないんだろうな、とあきらめていた。
そんな中、今年1月に「HBC競馬部 & HBCトラベル 日帰りバスツアー」があることを知り、「え?!これなら私でも牧場行けるじゃん!」と色めき立ったものの、北海道へ「1月に」飛行機で行く、って、無事に行き帰り出来るのか?かなり博打すぎない?冬の北海道の飛行機って、結構、雪や悪天候でフライト無くなるイメージなんだが?!もしそんなことになった場合、会社に「北海道に旅行に行ったんですが、飛行機が飛ばなくなっちゃって帰ってこれませ~ん」なんて、言えるはずねえ、、、と、断念。
そんなことがあったので、今回は、ようやく念願かなっての参加。嬉しすぎるっ・・・!
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2023/6/9(金)ツアー前日

6月10日ツアーの集合時間が「朝6時50分」のため、愛知から参加するには、間に合わせるため前泊必須。
実は、前の週から台風が来ており「おいおーい、雪がないと思ったら、台風って!お願いだから、飛んでくれえええ」と、祈るような気持ちで数日過ごす。
6月9日の天気は曇天。ということで、まずは一安心。
一部指定の名鉄特急に乗って、セントレアへ。
「平日だし、ミュースカイじゃなくても席余裕だろ」と、甘く見てたら、結構混んでてびっくり。なんとか席確保出来て良かった。
旅慣れた人ならなんともないだろうけど、自分が飛行機に乗るのは8年ぶり。もう、ほぼ初めてとニアリーイコール状態だから、飛行機に乗る、という事がまず緊張。
遅れちゃいけねえ、と、早目に着いたら、飛行機に乗り込むまで1時間くらいやることが無い。
旅慣れた人なら、空港散策でも楽しむのだろうけど、そんな余裕はnothing。
とりあえず中の待合場所で携帯いじっていたら、なんだか周りが騒がしい。
騒がしいというか、近隣の客同士がすごい顔見知っぽくしゃべってるんだが?!そして、聞こえてくるのは、野球の話題。着ている洋服は阪神の帽子やユニフォーム。
その一方で、奇天烈な和風の恰好をした団体が、チラホラ。
実は、この週の札幌は
・阪神との交流戦
・よさこい祭り
と、祭りがアチコチで予定されていたらしいのだけど、私は、そんなことは知らないため
「なんか阪神のファン大勢いるんだけど、なんで?あと、アレンジしてる着物みたいなの着て化粧した人何人もいるんだけど、なんで?!?!」
と、戸惑いながら、一人陰属性の私が、図らずも陽属性の方々に囲まれる形になり、何をされたわけでもないのに内心勝手にビクビク。
てか、飛行機乗り込んだら、満員でビックリ!金曜とはいえ、平日の昼間なんだけど、いつもこんななの?!コロナ後の反動?!
離陸後順調に進んでいたが、札幌まであと30分くらいの所で、台風の影響か、飛行機メチャクチャ揺れるんだが!?
心の中で「こえええええええ~~~、マジで揺れまくってるんだけどおおおおおおおお~~」
と、手すりをガッチリ持ちながら震えている私をよそに、隣の阪神ファンは、ガンガン野球トークかましてて
「すげぇ・・・陽属性すげぇ・・・」
と、改めて自分との属性違いを感じることに。
CAの方から
「機内は揺れておりますが、安全性には問題ございません」
と、慣れた口調でアナウンスがされても、
「マジかよ。なんの根拠があってそんな・・・」
と、口の中が乾いてきて、だんだん気分が悪くなってくる自分。
窓をたたきつける雨の音と霧か雲か何か分からないけど真っ白な窓の外を見ながら、ひたすら
「無事につきますように、無事につきますように、無事につきますように、無事に・・・」
と、必死に祈りまくっているうちに、無事着陸。
携帯見ると、出発からまだ2時間経ってない。えええ、もう、ぐったりなんですが・・・。
一方横の阪神ファンの方「今日の着陸は上手やったなあ~」と、余裕の発言。最後まで流石過ぎる。

フライト中に若干酔ってしまい、新千歳空港を楽しむ余裕は全く無く、フラフラしながらJRへ。
電車に乗り込み、進行方向を前とすると左の窓側で座っていたら、北広島駅を過ぎたら見えてきたエスコンフィールド。
内心「おお!これが噂の!」と、写真を撮りたかったけど、ちょうど大学生の帰りと重なってしまい、車内で大学生が「就活なんて面接でウソつくのフツーじゃん?」「えー、マジでー」などと、話をしている横で、観光客丸出しで浮かれて写真撮るのは憚られたわけで。
冷静に考えれば、きっと、地元民は、浮かれ気分の観光客見るのなんて慣れているだろうから、気にすることなかったのにさ。

そんなこんなで、札幌駅へ到着。
札幌に来るのは、8年ぶり。
前回来たときは北海道に新幹線が来る直前だったなあ、などと思いながら駅を出ると、少し寒い。曇天で雨が少しだけパラついている。もう飛行機酔いは醒めたけど、頭が沸騰気味の自分に、この寒さは心地良い。

ホテルは、地図で見た予想よりずっと駅に近く、方向ド音痴の自分にはありがたい。
無事チェックインを済ませ、やっと重い荷物おろせると思いエレベーターが開いた途端
「くっっっっっっせええええ!!!!」
綺麗なホテルの外観とは裏腹に、喫煙室かってくらいのタバコのにおいが廊下に充満している。
「ま、まあ、部屋に入れば大丈夫でしょ」と、とりあえず部屋に入ったら、テーブルの上に灰皿2個ドーン。
「自分は予約の時に禁煙を頼んだと思ったけど、間違えたか?」と、携帯で予約メールを確認すると、やっぱり禁煙で予約している。
という事は、どう考えてもホテル側が間違っている。すかさずフロントに電話し「禁煙で予約したのですが、喫煙と間違っているみたいなので、部屋を変えてもらえませんか?」と、交渉したところ、禁煙の部屋に変えてもらう事に成功。
はああああああ、良かったあ~。
これで、ヤニくさい部屋で一晩過ごす、とかだったら、札幌まで来て辛すぎだったわ。
無事、違う階の禁煙の部屋へ。
てか、階違うだけで、まったくニオイしないじゃん。は~、タバコの煙って、すごいのね、と身をもって体験。

荷物を置いて、「札幌だ!旨いもの沢山あるでしょ!さ~、ご飯食べに行くぞぉ~」と、調べておいたお店に電話。
しかし、
1件目「満席です」、
2件目「満席です」、
3件目「満席です」
えええええええええええええ?!?!?!マジで?!?!?!?!一人分も席空いて無いの?!!?!?!?
舐めてた。
観光地札幌を完っっ全に舐めてた。北の大都会甘くねーな。早速「試される大地。」ですか。
ううーん、流石にここにきてコンビニ飯はツラすぎる、どうしよう、と考えた時、「そーいや色々なYouTubeでおススメされてた回転ずし屋さんあったなあ」と、思い出し、電話すると
「おひとり様なら、1時間半くらいで空くと思いますー。予約できないので、お店に来て整理券取ってからお待ちいただく形になります」
とのこと。
一時間半か・・・と、思ったが、ある意味それだけ待てば食べられるのなら、もう、行くしかない。明日は朝5時起き。迷っている暇はない!と、目的地へ。
携帯のナビでは、5分と出てる、よしよし、と早速お寿司屋さんへ向かう。
が、全然着かない。
ナビの示すとおりに行っているはずなのに、お目当てのお店が無い。
「えええええええ、もう、どういう事・・・」と半泣きになりながら、お目当てのお店があると思われるあたりをグルグル。
結局目的地まで15分かかってしまった…。
そして、整理券をゲット。券を取っただけなのに「とったどー」な気持ちに。いや、まだだ。まだだぞ、自分。
とは言え、呼ばれるまで1時間はある。
なので、明日の集合場所をチェックすることにし、再び、外へ。

実は自分は、最初勝手に『HBC(=北海道放送)』が集合場所だと、勝手な思い込みで勘違いをしており、数日前に送られてきた案内を見て初めて『HBCトラベル』が待ち合わせ場所だと知りました。
それが分かった時、「こっっわ!自分こっっわ!!しれっと行って、北海道までわざわざ来て、全然違う場所で一人ぽつーんと待っているところだったじゃん。」
という恐怖を味わったのと、当日朝6時台集合で迷いたくなかったため、集合場所を確認しておきたかった。
てか、回転すし屋からHBCトラベル、ほぼ直線にあったわ。思った以上に近いのね。良かった~と勝手に一安心したあと、まだまだ時間がある。
どうしようかなー、と思っていると、道路看板に「時計台 → 」みたいな案内を見つけた。ナビを見ると、5分くらい。
「え、思ったより、近いな。行ってみよ~」と、くそ方向音痴の癖に旅先でのみ発揮するフットワークの軽さでiphoneのナビ通りに進んでみると、マジで5分くらいで着いた。
方向音痴の私でも一度も迷わずに到着できるって、時計台、どんだけ近いのよ。ありがてえ。
平日の雨の日にもかかわらず、ちらほらいる観光客。自分も同じように写真や動画を撮りまくる。
そういえば、よく「時計台は実際見るとガッカリする」、とか聞いてたけど、そんなことない!確かに思いっきり街の中にあるし、思ったよりこじんまりしてるけど、全然ガッカリしなかったよ。
写真を撮っていたら、時計台から鐘の音(毎時0分になると鳴る?)が聞こえてきて、結構ワクワクしたし。
そんなこんな一通り観光客がやるようなことはやって満足したため、回転すし屋へリターン。
道すがら、地元の方の会話が耳に入り、「さつえき」と言っているのが聞こえた。
「へええ!札幌駅のこと、さつえきって、略すんだ!」と、妙なところで感動。こういうさりげない事で、自分が今旅行していると感じられて、嬉しい。

回転すし屋に帰ってきて、30分くらいで番号を呼ばれ、中へ。
やっと食べられたお寿司はもちろん美味しかったし、特に、氷下魚(こまい)は初めて食べることが出来て嬉しかった。
しかし、ここでもやらかした私。
最初10分位、自分の注文が、隣の席の方へ運ばれてばかりで、
「ええ?ちょっと店員さんしっかりしてよお」と思っていたら、隣の方に「伝票、間違ってませんか?」と、指摘される。
このお店は、自分のカウンダーの番号が注文伝票に書いてあり、それを使って注文するのだけど、私が隣のテーブルの伝票で注文したため隣に注文が運ばれ、店員さんと隣のカップルに混乱をきたしてしまうという失態を。
「うわあああああああああああああ、やっちまったああああああああああああああ」と恥ずかしさでいっぱいになりながら、すぐさま平謝り。
意図しないヤラカシを起こしながらも、指摘されてからは自分の伝票で注文し、なんとか北の味を堪能。
満腹感に浸りながら、ホテルへ。

が、本番は、明日だ。
ツアー集合時間は、朝6時台。
いつも怠惰の極みのような生活をしている自分なので、朝起きられるか不安しかない。
夜10時位にベッドに入ったはいいものの、「5時に起きなきゃ、5時に起きなきゃ・・・」と、謎のテンションで全然寝られず、結局寝たのは夜中の2時過ぎだった。
この日はベッドの中で「今日、新千歳空港についてから、ホテルで就寝するまで5時間くらいしか動いて無いけど、体感めちゃくちゃ長い一日だったなあ」と思っていた。その次の日がもっと長くなることも知らずに・・・。

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