【Minto事業部紹介】キャラクター＆ソリューション部編
Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップです。今回は、キャラクター＆ソリューション（C&S）部の宮永さんにインタビューをしてみました。
早速ですがご自身、そして所属部門の紹介をお願いします
◆自己紹介/事業部概要
C&S部 部長を任せて頂いています、宮永佳祐です。
C&S部…ちょっとわかりづらいですが、キャラクター＆ソリューション（Character & Solution）の略です。
キャラクターと、それに関連する制作を専門に行っている部署です。自部署で販売や営業は行っておらず、制作に集中して動いております。
以前は制作部という名称でした。この方がわかりやすいですね(笑)
◆事業部紹介
C&S部の代表的な作品は、【ベタックマ】,【うさぎゅーん！】,【ミミネコ】,【シュガーカブス】,【ぴよまる】などです。
これらは経営統合前のクオン社時代に、スタンプ向けに誕生したキャラクターです。
かれこれ10年の歴史をもつ者もおり、長年のご愛顧には、感謝と感慨ばかりです。ありがとうございます。
経営統合してからのこの2年ほどは、主にデザイン/3D/動画の制作をしております。
これは、AR,VR,MRなどの新しい分野や、広告事業等により重要な役割を果たすと考えたことによります。
ここからは、改めてオリジナルキャラクターの開発と絡めて、新しい技術を積極的に活用した活動・展開をしていく予定です。
特に昨今はAIによる作画がかなりアツいですから、そこにはグッと踏み込んでいきます。
既存の “手で描く” 技術をベースに、多くの新技術を融合させて、新しい品質と時間効率を作り出し、より良いものをより多くの方にご提供できるよう、また、新しい刺激と体験を分かち合えるよう、突き進んでいきます。
具体的にはどのようなことを担っている部署ですか？
◆チーム構成
MintoのC&S部は、その大部分をイラストレーターが占めており、デザイナーとディレクターが脇を固めるといった構成になっております。具体的にはイラストレーターとデザイナー、ディレクター、webtoon作家などを含めて10名ほどです。
イラストレーターの仕事は、正にイラストを描くことです。
単体のイラストから、画面全体のデザインを含めた状態のイラストまで、一つの案件を原則として1人で賄えるメンバーが揃っています。
※もちろん、物量の多い案件は複数メンバーで対応します
3Dや動画についても自身で担当し、モデリングからアニメーション、動画編集まで行うため、静止画/動画を問わず、様々な制作を柔軟に行うことが可能です。
キャラクター開発についても常に並行して行っており、これについてもイラストレーターが主導するケースが多いです。
デザイナーは、デザインを専門的に行います。
イラストを全く描かないということはありませんし、イラストを描く力量も持っていますが、原則としてデザインに集中しています。
イラストレーターとデザイナーが同じ組織にいることの強みは、偏に連携の取りやすさによる柔軟性と品質の担保なのは当然ですが、それぞれに専門性を強く持ちながら、お互いの考え方を受け入れあって制作を行うことができるのは、Minto C&S部の大きなアドバンテージの一つです。
webtoon作家は、文字通りwebtoon専門で執筆業務を行います。
webtoon部との徹底連携によって、高品質な原稿をスピーディーに制作することが可能です。
なぜ専門、専任担当になっているかと言うと…webtoonの週刊連載に対応するためです。
そしてこれらをまとめるのがディレクター。
クライアントや社内他部署との窓口、要件/仕様作成と調整、スケジュールと予算の全体管理を行います。
ある意味では最も重要な立ち位置の人です。どんなに良いものでも、仕様が要求に沿っていなかったり、欲しいタイミングにご用意ができないと、顧客の満足は得られません。
現状では専任がおらず、イラストレーターやデザイナーと兼任でやってもらっていますが、近いうちに専任者を立て、より効率化していく予定です。
◆代表的なプロジェクトや事例
SNSスタンプのダウンロード数：50億over。
スタンプダウンロード数は世界一です（2024年現在）。
▶︎ LINEスタンプ/Kakao Talk
ベタックマ、うさぎゅーん！、ミミネコ
▶︎ facebook
シュガーカブス、ぴよまる
▶︎ WeChat
Elissy
◆競合優位性や武器
C&S部単体で、と言うより、C&SがMintoの内部に存在することが非常に大きな競合優位性となっています。
企画・営業・制作・拡販を社内で全て賄うことができ、且つ柔軟な調整を行うことが可能。そして、全ての工程が同じ強さで存在する。
こうした組織はありそうでいて、実はなかなかありません。
全てを内包する組織は巨大なものが多く、そうした組織では、多かれ少なかれ専門部署間の軋轢が壁となってしまい、強さに順序が生じてしまいます。
また、制作が内部に存在することは、Mintoの理念である「クリエイターリスペクト」を常にしっかりと体感し、アップデートを繰り返せる環境を作っています。
ビジネスの観点と創造の観点は本来接点がなく、水と油のような関係です。上手に合わせないとすぐに分離してしまい、混ざり合ってくれない。
全ての専門部隊が同じ強さで成り立っているMintoでは、「お互いの“正しい”を素直に受け入れ合い易い」ため、クリエイターの感じ方・考え方を本当の意味で理解してビジネス展開をすることが可能です。
実はこれが非常に大きく、今後さらに重要性を増していくのは間違いないと考えております。
部署の仕事のやりがいは何ですか？
◆C&S部でのやりがい
自分の想像したキャラクターを商品として大きく展開でき、「作る」に止まらず、多様なビジネス展開に制作として参加することができる部分をやりがいと感じています。
また、自分の得意なクリエイション技能を、集中的に仕事に投下できたり、様々な新技術を体得できることも魅力の一つです。
◆C&S部の好きなところ、ユニークな点
メンバーは皆人当たりが良く、おとなしく静かに燃えるタイプです。（実のところ、ローテンションではなく、メチャクチャ燃えてます笑）
素直で強い探究心と責任感も持ち合わせています。
そして、皆さんラーメンがお好きのようです。
部署での課題は何ですか？
専任の担当者を充実させたい
特にディレクター、次いでデザイナー新規キャラクター提供への注力度をUPしたい
改めて力を入れ直して新規キャラクターを！新技術の調査・導入に力を入れたい（ある意味R&D）
これ専任担当がいても良いくらい絶対的マンパワーを増強したい
各専門分野の仲間をもう少し増やしたい
どんなメンバーが活躍しているのでしょうか？
◆フィットしそうな人物像
絵を描くのが大好きな方！
何かを作り出すのが大好きな方！
より良い画面にするために徹底的に向き合いたい方！
自分の作ったものが商品として展開されることにワクワクできる方！
お客様の笑顔に喜びを感じる方！
チームの雰囲気は和やかなのが良い、という方！
新しい技術や場所への好奇心が強い方！
何かを作り出したい、世に残したいと本気で考えている方！
これらがピンときたら、C&S部にとてもマッチしています。
あ！要注意なのは、制作はデジタルがメインなので、パソコンを使用した制作が一定以上できることです。
アナログのみですと…やや厳しいところがあります。
最後に一言、お願いします
Mintoのカラーを一緒に作り上げていく仲間、お待ちしています！
MintoのカラーはもちろんMinto全体で作り上げていくものですが、商品という具体的なカタチでお客様の目に触れる機会が圧倒的に多いのは、皆さんが作り上げてくださる作品です。
「ああ、Mintoの商品だ」と感じて頂くことは、即ちMintoのカラー/イメージを感じて頂くことであり、それを作り上げた皆さんの力に他なりません。
何かを作り出し、それを大きくしていくのって、楽しいですよ？
そうしたことを一緒に楽しみ、これから先のストーリーを作り上げていく仲間が欲しい、切にそう願っています！
現れは大人しいですが、皆燃えてます！
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