大阪大学23年度医学部学士編入学試験合格体験記

【ニックネーム】
quagga

【受験回数】
1

【年齢】
22歳

【性別】


【略歴】
東京大学工学部 → 編入予定

【併願校】
香川大学○

【開示得点】
1次試験:物理学46 化学72 生命科学109 英語88 (計315 1位)
2次試験:小論文20 面接33.4 (計368.4 1位)

【勉強方法】
・全般
勉強を開始したのは2月初旬からです。全て独学で勉強しました。

・物理
教養学部で力学、化学熱力学、電磁気学の勉強をしたことがあったので演習のみ行いました。使用した参考書は以下の3冊です。
「演習 力学キャンパス・ゼミ」
「演習 熱力学キャンパス・ゼミ」
「演習 電磁気学キャンパス・ゼミ」
力学は解析力学の部分は省略しました。3冊とも2周しました。1周目は全ての問題を解いて、2周目は間違えた問題のみ解きました。
量子力学を勉強しようか悩みましたが、量子化学がかなり近い内容なので省略しました。

・化学
教養学部で化学熱力学、量子化学の勉強はしたことがありましたが、有機化学は大学に入ってから勉強したことがなかったのでほとんど有機化学に時間をかけました。使用した参考書は以下の4冊です。
「単位が取れる物理化学ノート」
「単位が取れる有機化学ノート」
「単位が取れる量子化学ノート」
「有機化学演習基本から大学院入試まで」

・生命科学
最初に高校生物から勉強しました。ここで使用したのは以下の2冊です。
「リードLightノート生物基礎」
「リードLightノート生物」
編入試験に関係のある部分のみ勉強しました。
次に大学生物を勉強しました。ここで使用したのは以下の2冊です。
「KALS要項集」(+テストバンク)
「プログレッシブ生命科学」
KALS要項集を読みながらテストバンクの問題を解いていきました。要項集には図がないので、分かりにくいところをプログレッシブ生命科学を利用して理解しました。テストバンクで安定して9割くらい取れるようになったところで、記述の対策に入りました。要項集のチェックリストの解答を自分で作成して、何度も繰り返しました。
最後に阪大で頻出のがん・免疫分野の勉強をしました。使用したのは以下の2冊です。
「休み時間の免疫学」
「ブルーバックス がんはなぜできるのか」
これらを読んで、重要そうなところを整理しました。

・英語
得点換算表を見てTOEICを受験することにしました。差がつきそうな感じがしなかったのであまり時間をかけませんでした。スタディサプリに1ヶ月だけ登録して、最後に公式問題集を解いて、3月に受験しました。結果は925でした。

・小論文
かなり下位だと思われるので、参考程度に。
以下の本を利用しました。
「医系小論文 再頻出論点」
「医学部の実戦小論文」
一度も他人に添削してもらわなかったのが良くなかったと思います。

・面接
頒布会の過去の質問を見て、自分が聞かれそうなことをリストにして解答を作成しました。暗誦して、最後に友人に協力してもらって練習しました。
聞かれたことは以下です。
「医学部に編入しようと思った理由」
「大阪大学を受験した理由」
「いつ頃編入試験を受けようと思ったか」
「情報科学についてどのようなことを学んできたか」
「入学後にやりたいこと」
「医師である必要性」
「情報科学の専門家となって、医師と共同で研究すればいいのでは?」
「画像診断の現状についての認識」
「画像診断についてより良くするためのアイデアはあるか」
「興味のある研究分野で注目している研究者はいるか」
雰囲気はとても和やかでした。

【受験生へのメッセージ】
物理・化学頑張って下さい!!!

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