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損得勘定だけでは真の仲間とは言えまい

中学校とか高校のとき、女子をみてて、あああの子とこの子はいつも一緒にいるなぁ、とか、一緒に帰ってるよなぁ、とか思ってても当人に聞くと案外「別にそこまで仲良くない」と言われることもあった。親友と言える人はいないのだろうなと思ってた。僕だっていなかったし。中学の時は一人。高校の時はなし。それにしても相手に「ねえ、俺のことを親友だと思ってた?」と聞いてどんな答えが返ってくるのか少々こわいところもある。

次期センターを金村美玖がつとめることになった。彼女はひなあいを見ててもどの番組を見てても「負けず嫌い」なところと「自分に自信を持てない」ところが常に共存しているような人だなと感じてて、今回のセンター抜擢はその「自信を持てない」部分の方がより強く出てるのかもしれないなと発表をみて思いました。しかしそこで名前が出てくるのが小坂奈緒というところに感動しました。なんらかの事情で休業しているメンバーに報告したり、小坂のためにもがんばってみせると思うのは日向坂ならではだなぁと。WーKEYAKIZAKAの誰跳べのイントロで恐竜ダンスをしてたように、彼女たちは本当に今いない人への優しさや想いが溢れている。思い返せばあの残酷なまでにボロボロだったチアダンスでも不在になったみーぱんへの愛が溢れてた。これは周囲の大人が「休んでるおともだちのことを考えなさい」と学校の先生のように言ったところでできるものではなく、実際に彼女たち自身が自分たちにとって仲間はかけがえのない存在だと思っているからこそいろんなアクションが自然に出るのだと思う。偽りやうわべだけはなく本当に仲間なんだなと感じる。日向坂46ってだから好きなんだよな。

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