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この坂もまた上りたくなる坂、、ばかりでもない

何度も書いてきたことだけど、もともとは欅坂の「サイマジョ」に衝撃を受けて彼女たちの出ている番組を見たくて「けやかけ」にたどりつき、その個性に惹かれ、毎週楽しみに見てたのがきっかけだ。この「ワクワクする」感じは、紅白の不協和音で失神したメンバーが出るまで続いた、いや、今泉がイジメでグループにいられなくなった頃までか、いや平手が辞めるまではみてたのか、もう覚えてないけど、そんなけやかけ好きがたまたま見た「がな推し」からやがて完全に移行するのだけど、初期の頃は圧倒的にテレビバラエティとしてもけやかけは面白かった。織田も尾関も志田も米さんも石森も長沢くんも皆面白かったし、ねるはいつもかわいく、守屋はいつも負けず嫌いだった。みなキャラが立ってた。そうまるでいまの日向坂のように。

いつからだろう。まったく興味を持てなくなった。日向坂に完全に興味が移ったからだけとはいえない。なぜなら乃木坂工事中も続けて見てるし、面白がって見ているので。欅あらため櫻坂に興味を失っていってしまったのだ。

それでもたまに見るとたまに面白いし、二期生は特に元気があっていい。森田や天ちゃんは正統派アイドルとして十分だし、武元や井上や松田など脇を固めるメンバーも実力はあるし、このままいけばいつかブレイクするかもしれない。そんな期待感はある。ただそれはもう僕にとってかつて好きだった欅坂46とは別のものだ。

一期生の尾関がやめる。決して人気メンバーとか中心メンバーとかではないけれど尾関スタイルと呼ばれた癖の強い動きや、明るいキャラはグループになくてはならなかった個性だと言える。気付けば一期生はもう1ダースほど辞めてる計算になる。残った菅井や小池や小林や土生や齊藤や上村からも脱落者が出るのはもう時間の問題の気がする。なんでこんなことになったのか。

こういうことを書くとすぐ「運営が」とかの批判になりがちだけど、そうとも言えなくて単純に絶対的スターとして育てると決めた平手を失ったときにグループはもう解散すべきだったと思ってる。どうせ平手時代の曲はもうやれないのだから、であれば改名のタイミングで一度活動休止した方が再起動へのモチベーションもあがったと思うのだ。一部の二期生の保護者から「入ったばかりですぐ解散とは無責任だ」と抗議があったとも言われているけど、もしそうならそれは失敗だったのではと思う。サイレントマジョリティ二人セゾン世界には愛しかない語るなら未来を・・エキセントリック風に吹かれても不協和音もどれも素晴らしかったがそれらがもう存在しないのならもう同じグループを看板だけ変えて進めるには無理があるだろう。僕はファンだっただけにその名を惜しむ。晩節を汚して欲しくなかったなというのが正直な感想だ。

乃木坂も一期生がどんどん卒業している。一方でいまや五期生まで入ってきており乃木坂の世界観が常に一定クオリティで維持されている。それでも10周年バスラでOGが出てくると、やはり昔はすごいなと思うけれど、いまのメンバーも負けてない。これからが楽しみだと言える。日向坂にいたっては今や向かうところ敵なし状態になった(それはそれで危ういことだけれども)

はたして、欅坂、櫻坂46はこれからどこに行くのだろう。

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