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狂気の渦中

 よいですか。いま、自分は狂気の渦中にいる。
 なぜどうしてこうなっているのか。そしてこんな文章、スマホで書いた方が楽なのに、どうしてあえてパソコンで執筆しているのであろうか。タイピングの練習? もうパソコンを触って5年以上経つのに自分は未だにブラインドタッチができない。

 そんな話はどうだっていい。頭がおかしくなりそうです。
 デパスをある分だけ飲みました。とはいえ元から少なかったので、ほんのお守り程度の気持ちでありますが。それでも何もしないよりは良いだろう。市販薬を買わなかっただけ褒めてほしいくらいですとも。

 ゲームを作っている。そのためにはPythonというプログラミング言語を知る必要がある。プログラミングなんて、簡単と言われているHTMLでさえ投げ出した過去があるのにそれよりももっと難易度の高いプログラミング言語を一朝一夕で理解できるはずがない。いいや、一朝一夕というのは誰しも無理があるが、HTMLすら投げ出した自分に果たしてPythonを理解しきれるかはあまりにも不安が過ぎる。
 いちおう過去に制作したゲームでHTMLを使ったけど、あの程度なら簡単だった。

 そもそも自分はプログラミングに関しては門外漢なのだ。いっそ、Pythonを理解している人と協力した方がもっとも良いのだろうが、それでは自分は何も理解できない弱い人間のまま変化を生み出せない。
 どれだけ高い壁が立ちはだかっていようと、他人に頼らずに自力でそれを乗り越えようとすることこそが成長であるからして、どうしても無理なもの以外に関してはなるべく他人に頼らないようにしたい。これは愚かしいだろうか。でも、自分がそうすると決めたのだからこの行いがどんな愚行であろうと自分はこのいばらの道を進むことにするとも。

 とっても苦しいんです。向精神薬も、まあこれは自業自得だけど、底を尽きたわけで、これ以上はただただ素の状態での狂気で全てを創造する他ない。別にいいさそれで。正気は退屈だ。自分は狂気が好きだ。それならいっそ、この脳みそをぐちゃぐちゃに溶かしてしまおうか。それもいいと思いませんか?
 先述したが、まともな世界は非常につまらない。
 だったら自分は、世界がどれだけまともを取り繕うとも、たったひとり、くあちるだけでも狂気に苛まれ、何もかも破壊してやるとも。ええ、それがいい。こんな世界は退屈であるが故に。

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