会って話すことの意味?

ライターの友人に自粛期間が終わったら、一番最初に何がしたい?と聞いてみた。彼女は「恋人と喫茶店に行きたい」と言った後に「外で仕事がしたい」とポツリと言った。

普段取材が多い彼女の仕事は、この期間延期や中止はもちろんだけど、ZOOMなどの通信ツールを使用した取り組みが増えてきているそうだ。今まであれば対面で少し遠くで聞いていたクライアントにオンライン上でテレビや音なしで聞かれている様子は少しおかしな気分だったそうだ。

もちろんこれでも成り立つし、すごく効率的だけど、表情や仕草が読みづらく情報が入ってきづらいと言っていた。私たちは音声だけでなく、その場の空気や温度からも情報を得てそれをまとめていることを改めてしり、「会わなきゃいけないこととサービスとの乖離」を実感したという。

これからもっとデジタル社会になっていく。その上での対面で話すことの価値やその意味をもっと考える必要が出てくるんだなと思った。


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