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好きッを集めよう:「広東料理 順徳」さん

今日が一番若い日、今日がsayonaraから一番遠い日。だから、できるだけたくさんの、好きなもの、美味しいもの、嬉しいものを集めたいです。

今日集めたのは、美味しいもの。「広東料理 順徳」さんに伺いました。


JR三ノ宮駅と元町駅の間にある、トアウエスト(トアロードの西側)と呼ばれる一角にあり、もう何十年も前から神戸では有名なお店です。

ゆく手を阻む宣告、めげてたまるか


伺ったのは平日のお昼を少し過ぎた時間帯でしたが、お店の扉には「満席」の文字が踊っています。ランチタイムなので少しの我慢だろうと思い、お店の外に並んで待ちました。ほどなくして「お待ちのおひとりさま、どうぞ」と呼ばれ、席に着きました。

実は2度目の来店で、1度目は2階の円卓に相席、今回は1階の4人席を一人で使用させていただきました。席について店内を眺めると、まず目に飛び込んできたのは通りに面した窓一面に飾られたステンドグラス。前回は2階だったので気づきませんでしたが、模様や色がとても美しく、お店の方に許可をいただいて写真を撮らせてもらいました。

あまり他では見たことのない模様


磨かれたテーブルに映えてきれい


他の壁には素敵な絵がかけられ、紹興酒のカラフルな瓶がきれいに並べられていましたが、食事中のお客さんが写り込んでしまうため写真は断念しました。

お昼のメニュー


今回オーダーしたのは、お昼のサービスセットのうち、ワンタンスープ&ヤキメシの「ワンタンセット」です。一番人気の「ネギソバセット」は前回堪能したので、今回は新たな挑戦(大げさですが)です。店内をキョロキョロと眺めているうちに、お料理が到着しました。

ワンタンスープ&ヤキメシ(小)


子曰く、掬って撮れと


まず目に飛び込んでくるのは、その美しさ。澄んだ金色のスープに鮮やかな緑のチンゲン菜とネギが浮かび、そのすきまからワンタンが見えます。ワンタンをレンゲですくうと、桃色のあんがしっかり詰められているのがわかります。そのまま口に運ぶと、おいしい。熱々のあんともっちりした皮が絶品です。がっついてスープをすする音を立てないように気をつけながら、旨味の詰まったスープをレンゲでどんどんのどに流し込み、合間には強火でパラパラに炒められたチャーハンをいただきました。あっという間に完食。こんなに美味しいスープを残して帰ることはできません(笑)ヤキメシが小サイズなのもいいですね。

完食
よく見るとイスも凝っている


周りのテーブルの他のお客さんを見ると、お昼のセット共に春巻きを頼んでいる方がたくさんいます。ジロジロ見られないのでチラチラと観察すると、太くて大きい春巻きがたっぷりお皿にのっています。おいしそう。でもこれはお一人様には難しいので、同行者がいるときに挑戦しましょう、宿題です。

1度目に食べた「ネギソバセット」はこちら。一番人気を誇るだけあって、ネギの美味しさが全面に広がる最高かつ上品な麺でした。初めて来店される方は、やはりこちらからスタートするのがいいかもしれませんね。

白いネギと青梗菜
完食お約束


老舗の澄んだスープに完全にノックアウトされました。
おいしかった。また来ます。

これからも、どんどん好きッを集めていきます!
ではまた

                           qtta_

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