見出し画像

「MAKEOVER」名古屋と、ササクレ。

 『自分自身が「ネタバレ回避過激派」のクセにツアー終わってないのにレポあげちゃうのはどうなの?』という自問自答の結果、全てが終わったところで今更ながらMAKEOVER名古屋の感想、そして配信で見た千秋楽のこと(主に「ササクレ」のこと)をばーっと書いてみました。

 

6/19 MAKEOVER名古屋公演


 体調を崩してたのもあって、実家以外の遠出は久々で、新幹線の中とかすごいわくわくしたし変なテンションでした(その変なテンションの産物がアレです)。

ライブ開演前に呑気に考えてたこと。
・やっぱり生バンドはバチくそアガるよね。年上に可愛がられている推しを観るの、健康に良いよな。
・舞台のセットのテーマは「工事中」。ライブタイトルのテーマが「MAKEOVER」なので、このライブでどどんと“夏川椎菜“が改装工事されるっていうイメージなんだなあ、とすんなり納得(最後があんなことになるとは知らずに……)

01.烏合讃歌
 ロックなサウンドに乗ってフラッグを担いで出てくる推しがかっこよくないわけがないじゃん……。サマになりすぎてる。いきなり“ヒヨコ群“としての所属の欲求を満たされて、否が応でも気分がアガる。1曲目からこのライブまでの日々のアレとかソレとかを全部ぶっ飛ばしてくれる。もう汗だく。

02.ハレノバテイクオーバー
 発表された時に、「これライブで歌えるの?本当に?」ってずっと思ってたけど、歌ったね。歌い切った。やばい。

「こんばんは!夏川椎菜です!!」
一瞬MC入った、と思った。
「次の曲行くよー!!」
え、嘘でしょ?

03.RUNNY NOSE
 今日で印象が変わった曲。Pre2ndよりも夏川さん自身がこの曲に「ノッた」イメージ。「もう隠すため覆う両手じゃない」「ただ立ち上がるだけの両手じゃない」って、よく考えるととんでもない歌詞ですね……。感情の剥き出し方のバリエーションに慄いた。

04.トオボエ
 RUNNY NOSEと並べてお出しされてしまうとメッセージ性が強すぎるんですよ。「大胆に転んで つくアザは 歪でも証だってわかんだろ」って本当ずるい歌詞ですよね。だから僕らはヒヨコ群だし、だから大将についていくんですけどね。個人的にはここ半年守りの姿勢でしか居られなかった我が身を振り返ってみたりしたのでぐさぐさ刺さりました。

05.アンチテーゼ
 もはや鉄板曲みたいな貫禄。今回のライブセットも相俟って最高でした。「僕を救済して、いや殺してくれ」っていう歌詞、最初聴いた時はちょっとドキッとした(女性声優の歌う歌として大丈夫なんか、的な意味)けど、いい意味でこの重たい歌詞を叫べる人なんだ、と再確認した。あとCメロ以降の捲し立てるところ最高にカッコよかったです(語彙力)

06.ステテクレバー
 最初にこの曲に出会った時のことを思うと、ちょっと皮肉った歌詞すらも板につくようになったなあ、という変化を感じました。でもそれが嫌な感じがしないのは、夏川さんが「私はこうありたい!!!!!!!!!!」という自分の舵を絶対に手放さない強さの上にそれがあるからなんだよなあってなんだかしみじみしちゃった。ライブで回数を重ねるごとに迫力が育っている曲。もう円盤はよ……。

 ようやくMC
 ナンちゃん自身も不安(体力的な意味で)なセトリだったと笑っていました…それはそう。ていうか笑えないんですけど。ライブセットが工事現場だからって、バンドメンバーみんなツナギ着てるし、ナンちゃんもオレンジのツナギの上に道路工事の人がよく着てる蛍光ベストみたいなの着てて、それで叫んだり飛んだり跳ねたり楽器弾いたりしてるわけで。ここで笑ってる推し怖い。推しが怖い。
 で、体力が不安だから今まで何度も挫折してきたジム的なものに行こうとしたけど無料体験の1回で心が折れたって話は、もうラジオでも出来ないって言ってたから割愛。もうさすが。発声不可ライブなのに笑い声上がったもん。

 この後のブロックは「コンポジット」の中でもひねくれ者たちを揃えました!ということで。

07.サメルマデ
 むっずかしいな!?て初めて聴いた時から思ってたし、しかもこれを生バンドで……って思ってたんだけど、バチィっ!と決まっててかっこよすぎた。楽曲提供がナンちゃんの大好きな「カラスは真っ白」のやぎぬまかなさんということで、推しの曲を歌う推しが最高にイキイキしてて可愛かった。

08.シマエバイイ
 1stアルバムの楽曲だけど、この尖った面々に挟まれてもぜんっぜん平気なので、やっぱりすごい曲だったなあって。1stツアーの時はEDMっぽさを前面に押し出しての演出だったけど、バンドでやるとギターのリフがめっちゃかっこよくてクセになる。

09.奔放ストラテジー
 ここ2、3年のコロナ禍で、いろんなイベントがなくなったり延期になったりと、オタクも演者も振り回されていた時、少なくともTrySailの中で一番ストレートに思っていたことを表に出してくれていたのがナンちゃんだったなと私は思っています。思っていても言わなくていいこと、言わない方がいいこと、表に出る人にはたくさんあるんだと思うけど、ナンちゃんはそこのラインをすごく上手に見極めて、私たち、つまり“オタク“に一番近いところに言葉を投げてくれて、でもそんなナンちゃん自身にたくさん絡まる糸とか柵を曲にすると、こうなるんだなってしみじみしてしまった。ナンちゃんにそれを叫ぶ機会を与えてくれたこの曲に感謝。

 MC。もう本当にみんな汗だく。それはそう。
 ちょうど父の日だったので父の日トークでした。TrySail新シングル「離れない距離」発売中。宣伝は基本。

10.ボクはゾンビ
 このブロックは物語性強め楽曲で固められてました。
フランクな歌詞だけど、真面目に読むと悲痛すぎる。「ダッセェだろうが、笑うよ 生きてるうちからゾンビだ」「何を抱きしめたって 誰が寄り添ったって 嫌んなんだな こんなボクが」何食ってこんな歌詞書いたの……。
 今回は後ろのほうの席だったので一命取り留めたけど、「どーせなら 噛み付いて理解者(なかま)増やすか?」の時の表情、すっごい“悪い“顔してたから、千秋楽の配信観れたら確認したい。いや嘘、観たら死にそうだから怖くて観たくない。

11.ワルモノウィル
 思えばダーク夏川さんはここから始まったんだよな。1stツアー初日発売だったこの曲にぶん殴られたのが懐かしい。今でこそやりたい!をカタチにできる人になってきているけど、どちらかというと(少なくともフワコロくらいまでは)優等生的なイメージだったのを、ちょっとずつ穿っていった結果、「ワルモノになるぞ」っていう曲がこれだった。まあそこからはセルフプロデュースの鬼みたいになってるけど、根底が真面目でいいこっていうところからは逃れられない(そういう性根だもんねいい意味で)からこそ、時折「ワルイコになっちゃうぞ」と言ってくれるのがなんか良いなあと思った。「ああ 謙虚でいい子遠慮がちな子って都合いいの?」って推しが作詞して歌ってるの、わりと普通に心臓に悪いからね?

12.グレープフルーツムーン
 って言ってたらデビューシングルに戻ってきちゃった。でもライブごとに全然違う曲に感じる。生バンドだからっていうのもあるけど、この曲のストーリーをナンちゃんがどう噛み砕いているかが変化し続けているからかもしれない。「君の未来 僕の未来 照らし続けてよグレープフルーツムーン」って歌っているけど、5年前に歌っていた未来と今歌う未来が、おんなじなわけないもんね。

13.ミザントロープ
 タイトルがフランス語で「人間嫌い」っていう意味だけど、そう言いながらも傍に誰かを求めてしまう気持ち。誰かを求めてしまうけど、与えられるものが何もない自分にはそんなこと不相応だなっていう葛藤(そんなことないよー!!ってクソデカオタクボイスで叫びたい)。その叫びを後ろからぐっと力強いバンドの音が支えていくの、本当にずるい(語彙力)。「謎だらけのこの世界が好きだった 好きだったはずだよ 僕は君を忘れない」の表情で胸が痛くなった。

14.すーぱーだーりー
 ちょっとここで体調が悪くなって一旦ホールから出たので聴けなかった……悔しい……配信で観るからな待ってろ。

15.That’s All Right!
 この曲の後半で戻ってきた。夏川さんの「オーライ!」の言い方、可愛くて好きだなぁ。

16.チアミーチアユー
 ぶち上がりすぎて振りコピを忘れていた。バンドの人と遊びながらステージを跳ね回る推し、可愛い。でもその体力はどこから……。

17.キタイダイ
 ま、まだぶち上げるのー?!!でも好き!!Ep01で聴いた時から絶対生バンド背負って歌ってほしい曲だなって思ってたし、まあPre2ndでも観てるんだけど、やっぱり最高に似合ってた。Cメロからの畳み掛けが本当にかっこよくてたまらなかった。

18.クラクトリトルプライド
 涙腺破壊曲リストに入ってしまった曲。まあ単純に自分の現況に刺さりすぎただけなんですけど。歌い出しの「どんなに道が選べたって 遠回りする癖だもん」でぶわぁっってきて、そっからずっと泣いてた。
 ツアーパンフで、「歌詞を読み込んで来てほしいです」って書いてたから、早口で詰め込まれているBメロの歌詞もちゃんと読みながら音源聴いて行ったんだけど、推しが歌っているのを観て歌詞を反芻したら本当にダメだった……。「次はわかんないし またねとか言えんからさ」っていうフレーズに、ここ2、3年の(特にコロナ絡みのあれこれ)ナンちゃんの言葉にこめられた気持ちがぎゅうって詰められててずっしりきた。
 あと、やっぱりこの半年、体調の悪さもあって、いろんなことに対してずっと守りの体勢で居ざるをいなかったんだけど、「悔しいのが 楽しいのは 全部、僕のせいで」って歌うナンちゃんを観たら、なんか憑き物を落とされたというか、多分守りの体勢でいることにも無理があるってことに薄々気づいてたのを突きつけられてしまった気がして。まあだからって明日からばりばりに動けるか?って言われたらそれは難しいけど、自分の心身の舵を自分で取れてない今を、変えたいって強く思った。
 あと、まあ発売された時からしみじみ噛み締めてたんですけど、夏川さんの初作詞曲「ファーストプロット」にある「目を見て話すように歌ってみるから」っていうフレーズを、この曲は「悔しいのも 楽しいのも 目を見て話すように それじゃ、受け取って」って言って回収してくれてるんですよね。夏川椎菜さん、ずっとオタクの目を見て歌ってくれてるんだよなあ、って今回改めて思いました。
 「「どこにいっても僕は、裸一貫」キラリ そんな真っ直ぐな奴に、勝てるわけないだろ」はい、その通りです。勝てるわけねえ。
ナンちゃん推しじゃない人にも、ちょっと歌詞見ながら聴いてみてほしい曲です。それとは別にMVもめっちゃ可愛いのショート版だけでも観てほしい。そしてライブ映像を観てほしい。本当に(パレイドの時の同じことやってんな)。

EN1.ナイトフライトライト
 ここからアンコール。ようやく半袖Tシャツ着てくれて安心したオタク。
「集え物語 誰一人置いてかないよ」っていう歌詞、本当に、ナンちゃんとオタクの距離感を1フレーズで表してくれているんだよな。ライブでこの曲聴いたら泣いちゃうだろうなって思ったけど、それよりも、「ずっと夏川椎菜さんがやりたいことをやっているのを見ていたいな」っていう願いみたいな感情のほうが強くて、まあでもちょっと泣いた。嘘、結構泣いた。

EN2.ラブリルブラ
 ライブ映えしすぎる曲ナンバーワン。本当に楽しい。いつか当月お誕生日オタクになってお祝いされたい。

EN3.ハレノバテイクオーバー
 「MAKEOVER」つまり「大変身」っていうタイトルのセットリストを通してから、ライブ頭の曲に戻ってくる。つまり、今回の公演での「変身」の結果を今ぜんぶ曝け出してくれるんですよ。セトリネタバレ回避過激派でよかった。この瞬間の驚き、ちゃんと真っ直ぐ受け止められて、本当によかった。
 「掲げた拳を後悔なんかはさせない! けど 君にも覚悟をしてほしいんだ」ていうフレーズ、このライブを真っ直ぐに浴びてから聴くともう説得力が段違い。この楽曲が発表された時に楽曲提供の田淵智也さんがナンちゃんのラジオにゲストに来て、この曲の歌詞についての話をしていたんだけど、「この歌詞(特に2番Aメロ)は“偽物“がやるとすごくスベる」「どれくらい“ホンモノ“にできるかは夏川さんがライブで証明しなきゃいけない」ということを言ってたんですけど(https://youtu.be/fQFHsmxei3k)、もう天元突破だったんじゃないですか、これ。「ごめんそれじゃ嫌だよ 第一希望がいい ようこそ僕のテリトリー」で、もうぐっと引き込まれる感じがした。「誰のものでもない人生を生きてくれ 君に言ってんだよ聞いてんの?」本当に、こんな強い歌詞をいい笑顔で歌いきってくれる推しに出会えてよかった……
 セットリストの中で同じ曲が複数回出てくるのって、何か大きな意味をちゃんと持たせなきゃいけない行為だと思っているんですけど、こんなにもしっかりとした“意義”を持たせてくるなんて。変身のビフォーアフターを、1公演でこんなにも鮮やかに見せてくれるなんて。TrySail現場、なぜか全公演全通みたいなオタクがたくさんいるんですけど、こんなにも1つ1つの公演にしっかり終止符を打ってくれるのは、本当に嬉しい。鮮やかに“変身“を遂げたナンちゃんが最後に笑顔で飛び跳ねたのを観て、本当に「すごい人を推しちゃったなあ……」としみじみしました。

ライブ全体通しての感想。
・推しの体力のリミッター解除の仕方が怖い本当に怖い。
・「やりたい!」と心に描いたものを実現する能力に関しては、今の女性声優の中では正直右に出るものはいないんじゃないかな、と思ってしまった。そういう意味では本当に、「声優」というよりは「アーティスト」なんだろうな。次に何を見せてくれるのか、本当に本当に楽しみ。多分またすごく心を乱されてしまったりするんだと思うと怖いけど、楽しみ。
・来られてよかった。観れて良かった。本当に。生きてて良かった上半期。

 ここまでは名古屋遠征の感想を書き殴ったやつです。


6/19 MAKEOVER千秋楽

 千秋楽は自宅アーカイブの民でした。セトリが概ねわかってる状態で観るライブもまあ悪くないな、というか安心はするなあと思いました。
 「パレイド」、名古屋で被弾しなくて安心してたら配信で聴くことになって結局だばだば泣いた。全敗。いつ聴いても“強い”楽曲だけど、今の夏川椎菜さんが歌う「パレイド」、なんだかものすごく説得力があった。というのはこの後の展開の伏線だったんだな……と全てが終わってから思った。
 そして「すーぱーだーりー」を配信で回収。めっちゃリラックスして歌ってて可愛い。名古屋で生で観たかったなあ…………。ここまでシリアス曲としんみりMCだったのを吹っ飛ばす笑顔とお茶目な仕草、しみる。でもサビの乗り方がツアーで培ったものなんだなって感じがして良かった。照れちゃうのも可愛い……。

 ラブリルブラ後MCにて。
 「ぐずぐずメンタル同士だからこそわかりあえることがある」という言葉、もうとにかく本当にファンを“理解って”いるなぁ………という信頼しかなかった。
 「いろんな活動をすればするほど自分とは何者だろうと思うことがあるんですけど、いろんなことを経験してきたからこそ見えてきたもの、わかってきたところもある。ツアーのなかで一つ答えを出せたと思う」
という重たい言葉と共に、それを踏まえて歌詞を書いた新曲「ササクレ」が披露されることに。
 「冷静に歌えるかわからない。でも今この状況で歌うからこそあとからわかってくるものがあるから、大事なものになると思うから」という言葉と共に静かに始まりました。


 私はまだ、この曲をどんな気持ちで聴いたらいいのかわからない。「パレイド」という「救いがないけど救える曲」に救われてきたわたしにとって、たぶんこの曲が持つ意味は、歌詞に潜れば潜るほど強く、重たくなるんだと思う。
 ただひとつ言えるのは、「そうなんだ 芯に触れたフリじゃなく ただ一人こうやって存在を投げかけていたいんだ」っていうナンちゃんの言葉はすとんと落ちてきて、だから私は夏川椎菜という人が大好きなんだな、と感じたと言うことです。
 「パレイド」と似た曲調(作編曲は「パレイド」と同じく、山田竜平さん)、ミラーボールの「キラキラ」、一人だけを抜くスポットライト、全部にきっと意味があるけど、これも夏川椎菜さんの「わたしとは何者か」の自問自答の答えによって変わり続けていくんだろうと思う。
 歌詞をあらためて読んで、配信の映像を見たときによぎったのは、1stツアーの「プロットポイント」でキラキラを見つめていたパンダくんの背中でした。人は変わる。夏川さんだって変わったし、ヒヨコ群だってきっと変わった。自認他認問わず。でもどこかに変わらない部分があって、それを芯と呼ぶなら、それに触れていいのかどうかってすごくデリケートな問題だ。自分の芯だって迂闊に触れたらブレるし、他人の芯に踏み込むのは、本当に怖いことだ。自分だって相手だって無傷じゃいられない(物騒だけど)。
でも夏川さんは歌うのだ。「フリじゃなく ただ一人存在を投げかけていたい」と。たぶん、それが夏川椎菜さんが今選びたい、ファンとの寄り添い方、そして彼女自身の生き方なんだろうなあ。
 私たちが知ってる“夏川椎菜”という人は、所詮パブリックイメージのフィルターを通された像なので、なんだかんだ言っても、やっぱり強くてかっこよくて、可愛い。推しはいつだって最高。
 でもヒヨコ群って、まあたくさんいるけど、とりあえずその中の1体である自分は、あまりにも弱いし、意気地なしだし、毎日ほんとしょうもないことばっかりで。そしてきっとそう思ってるのは私だけじゃない。
 私は、推しは自分とは別の地平にいる存在だと思うようにしていたんだけど、たぶんそれは違うんだよなきっと。そんないろいろある日々を笑ったり泣いたり喚いたり絶望したり楽しんだりする時間を、こういう曲で寄り添ってくれるんだと思う。人生詰んだなって思った時、背中を押してくれたり励ましてくれたり一緒に落ち込んでくれたり、いろんな曲があると嬉しいけど、わたしは、ファンひとりひとりの“人生”(っていうと重たくなっちゃうけど、あえてそう書く)に寄り添おうとしてくれる夏川椎菜さんが書く詞が、そしてそれを歌う夏川椎菜さんが大好きだな、と強く思いました。
 たぶん100ヒヨコが聞いたら100通りの「ササクレ」論があるし、何が正しいのかはわからないけど、ただ、今は、この曲を聴いた時にこみ上げてきたものと、歌い終えた後の夏川さんの綻んだような笑い方が心の底から尊いって思ったこと、それを大切にしたいなと思いました。



 しかし、ライブでフラッグ担いでた推しがまさか本当にお芝居でジャンヌ・ダルクやるとは思わなかったよね。ヒヨコとしてはもう両手(両羽)挙げてついていくしかないのでした。



続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?