名和晃平《 Metamorphosis Garden(変容の庭)》
GINZA SIXの吹き抜けに展示されたインスタレーション名和晃平《 Metamorphosis Garden(変容の庭)》を見てきました。
名和晃平について
彫刻家/Sandwich Inc.主宰/京都芸術大学教授
1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。
とGINZA SIXの展示紹介ページに書いてありました。詳しくはそちらを御覧ください。
シカの剥製の表面に透明のガラスビーズを貼りつけた作品を様々の現代アート展で見かける事があるかもしれません。
展示について
商業施設の吹き抜けスペースを活用した展示で非常に大型の作品でした。作品自体は純白のクリームのような起伏があり、モチーフとしてシカと渦巻く雲のような形でした。
吹き抜けの下は売り場になっていますし、大型な作品ということもあり天井から吊り下げるワイヤーがややうるさいくらいに使われていました。軽やかな造形が宙に浮いているのですがその重量をつい意識してしまうのはもったいないかなと感じます。(同日に篠田守男のテンションコンプレッション彫刻の軽妙さを見たためその対比はひとしおでした)
各フロアを移動し様々な高さや方向から眺めることで庭の景色の変化が楽しめるのは面白くつい店内をウロウロと歩き回ってしまいました。注意書きが書かれていましたが柵からスマホやカメラをうっかり落としてしまいそうで注意が必要です。
名和晃平と私
以前から様々な展示で作品を見ることがありました。今回の展示はGINZA SIXのリニューアルオープンについて調べていて知りました。美術館やギャラリーといった展示空間以外で見るのは初めてだったので面白かったです。
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