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FINAL FANTASY VIIを雑語り (2)

思い付いたらとりあえずメモるただのメモと化していきそうな雑語りシリーズ。

FF7Rではループ説やらクラウド2周目説などが囁かれている。エアリスは未来を知っているかのような行動、言動をとる。Rで初登場したフィーラーはそのエアリスが知っている未来=FF7原作通りの展開を守ろうと動く。 そしてEDで「未来は白紙」と言うエアリス。

ファンの間では「エアリス生存説」を期待していたりしていなかったりするようだが、私はどちらかというとしていなかったりしていたほうだ。恐らくフィーラーくんと同じ原作厨だからなのだと思う。だって、エアリスの運命が変わってしまったら先の展開がややこしくなるし、なんならそれはもうFF7ではなくなってしまうじゃないか!忘らるる都で彼女がもたらしたものは、そんな簡単に変えられてしまうほど軽いものではない。もちろん、生存してくれていたら…と何度思ったことか。何度、彼女をハイウインドに乗せたいと思ったことか。これは原作への愛があるからこその感情なのだ。私はこのかけがえのない気持ちを大切にしたい。そして何よりエアリスが残してくれた最後の贈り物、ホーリー。その最大級の伏線はEDの最後の最後まで回収されない。即ち「最後まで星の運命は分からなかった」ということ。古代種の生き残りであるエアリスがその場にいないからこそ、「自分たちで希望を見つけ、星を、エアリスを信じる」というクラウドたちの行動が感動のEDに繋がっているのだと思う。

話を戻すがFF7Rではフィーラーを倒したためかエアリスは未来の記憶がなくなったような演出に見られた。それはつまり「今後のFF7R続編は原作通りにならない」可能性を示唆している。ゲームの内容だけで考えればそうなってしまうのだが、メタ的に考えると開発者の一人(確か北瀬氏)は「大まかな流れは原作と変わらない」「ただし寄り道やルート変更はある」というような発言をしていたので、きっと私のような原作厨が懸念する「FF7ではなくなってしまう」といった大げさなことは流石にないのではないだろうか。かなり安心できる言葉だ。ただそれと同時に北瀬氏は過去に「FF7のリメイクをやるとしたら今までと同じではつまらない」というような発言もしていた。ドキッ!!

フィーラーがいない続編には先程綴ったエアリスの大事な場面も待ち受ける。また、R1作目でめちゃめちゃ違和感のある動きをしている人物がもう一人。ザックスだ。彼は一体どの世界線にいてどんな運命を背負っているのか。原作通りに行くのであれば彼が存在していること自体が既におかしいので今後もおかしいことが起こるのは間違いない。私としては並行世界=パラレルワールドのようなものが存在していて、ある時を境にその世界同士でゲームを進行できるようになったりするのかな?なんて思っていたりする。例えば、FF8のエルオーネのように他人の過去を見せることができる特殊な能力を持つ人物が登場するとか。例えばFF10のシンのように人物そのものを別次元に移動させられる、とか…。思い返せばさすがはファンタジー、思いもよらないことが次々起こるのがFFシリーズというものだ。そうなるといくらでも想像できてしまうのが楽しくもありまた厄介でもある。でもやっぱりエアリスとザックスが出会うみたいな絶対に無理があるような展開にはならないでほしいと私は思う。あくまでも別世界、別次元の話であってほしい。むしろ開発陣にもその思いがあるからこそ「大まかには原作通り」と言い切れているんじゃないか、などと勝手に考えている。

そんな感じでFF7Rをプレイしながらも原作のFF7を常に思い浮かべてしまう原作厨の私だが、今後のFF7Rはどう転んでも何が起きても楽しめる自信がとてもある。色々な作品にイチから触れたり好きな作品を何度もやり直したりしていく中で、どんな要素もそれなりに受け入れられる力が身に付いてきた感覚があるからだ。はぁ… ゲームで成長する28歳か。我ながら、良い趣味を持ったな。

また書きます。

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